最新シーズンのデータを収録したF1 2016のモバイル版は11月にiOS版がリリースされていたが、ついにAndroid版も登場。価格はiOS版と同じく1,200円。据え置き機向けの作品と比べると大幅に安いが、意外とボリュームがあり、アプリのデータサイズも大きいので注意したい。
Android版の最低動作要件は、OSがAndroid 5.0以降、メモリが2GB RAM以上、GPUはOpen GL ES 3.1以降対応、CPUは最低1.9GHzのクアッドコアから、となっている。また、ディスプレイ解像度も1,920×1,080ドットから、とされている。
筆者はまだフルHD未満の解像度の機種で本作を試していないので分からないが、本当に動作しない可能性もあるので購入の際には注意したい。なお、Google Playでは動作しなかった場合などに備え、2時間までは有料アプリの返品が可能なので、万一動かなかった場合は返品等の対処を採るしかない。もしくは別の機種で試すなどだ。別の機種でも同じGoogleアカウントでログインすれば、再購入の必要はない。
Android版、iOS版はともに、PS4/Xbox One版と比べるとグラフィックの品質も下がるが、スマートフォンで遊ぶ分には十分綺麗だ。
F1の2016年シーズンのデータが収録され、実在のドライバー、チーム名、サーキットでプレイできる。基本モードは「SEASON」で、これはドライバーを選び、ワンシーズン戦う、というもの。一方、手軽にレースを楽しみたいときには「QUICK RACE」を選べばいい。
また、各サーキットのコースレコードに挑戦したい場合は「TIME TRIAL」を選べば、タイムアタックのみ楽しめる。
さらにスマートフォン向けゲームならではの要素として、Facebookとの連携によるレコードの投稿/共有、各種ゲーム内イベントの開催などもある。
据え置き機と比べるとシビアな操作はしにくいが慣れればそれほど問題ない。また、過去のF1のゲームに慣れている方などの場合、アシストがオンになっていると操作しにくいかもしれないので、その場合はオフにしよう。一方、F1のことをよく知らない方や、ゲームに慣れていない方はアシストがあった方がいいだろう。ドライブしにくい場合、自分の意図した通りに動かない(マシンの状態やドライブ状況とは無関係に)場合は設定の確認が必須だ。
「F1 2016」のアプリは下記のリンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・コードマスターズ/プレスリリース(英語)
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