<▲図:今年もまもなくIFAですね!> |
というゲスい話はさておき、今年もドイツ・ベルリンで「IFA」という大規模な家電・IT関連の展示会が開かれます。「Official Partner of Future(未来の公式スポンサー)」がテーマのIFAは、前身のイベントが1924年に初めて開催されていることを考えると、相当歴史のあるイベントであるといえます。
今回のスマホ講座では、Androidスマホ絡みで個人的に気になる出展企業3社について、簡単に出展内容を予想したいと思う次第です。もしも、現地に見に行く人がいれば(一般入場チケットはこちらのページで売っています)、参考にしてみてください。
■ソニー
<▲図:IFA 2015ではXperia Z5ファミリーが出ましたが……> |
例年、ソニーはIFAに合わせて実施する発表会に社長自ら登壇し、デジタルテレビ「BRAVIA」やスマートフォン「Xperia」の新製品を中心に発表しています。
Xperiaについては、モデルチェンジサイクルの見直しを既に表明しているため、フラッグシップモデルの発表は期待薄かもしれません。うわさレベルでは日本では発売されないミドルレンジモデルのバリエーションが広がるという話もありますが、どうなるでしょうか?
一方で、今年2月にスペインで開催された「Mobile World Congress(MWC) 2016」でチラッと発表されたXperiaブランドの周辺機器について、何らかの新しい発表があるかもしれません。
BRAVIAについても、Android TV(テレビやセットトップボックス用のAndroid0を搭載するハイエンド機に何らかの動きがあるかもしれません。
■サムスン電子
<▲図:IFA 2015ではGear S2が出ましたが……> |
例年、サムスン電子は下半期のフラッグシップスマホをIFAに先駆けて発表し(今年は「Galaxy Note7」が発表済みです)、IFAでは白物家電を中心としつつ、スマホの周辺機器なども発表しています。
展示会場のスマホコーナーは当然Galaxy Note7の展示が中心となるはずですが、何か「One more things」があるといいのですが……。あるとしたら、昨年と同様に「Samsung Gear」シリーズの新製品あたりに期待ですね。日本では未発売となりそうですが、ミドルレンジのGalaxyの新モデルも出てくるかもしれません。
■Huawei
<▲図:IFA 2015ではHUAWEI Watchが出ましたが……> |
IFAで何が出てくるのか予想が付けづらいのがHuaweiです。IFA 2015では同社初のAndroid Wear(ウェアラブルデバイス用のAndroid)を搭載する「Huawei Watch」が発表されました。MWC 2016では同社初のWindowsタブレット「HUAWEI MateBook」を発表しており、大規模な展示会でのスマホの大々的な発表を避けているようにも思えます。
ただし、他社同様にフラッグシップ以外のスマホを拡充する可能性はあります。どんなモデルが出てくるのでしょうか……。
他の会社も含め、スマホの投入ペースは若干緩やかになっており、IFA 2016ではミドルレンジスマホや周辺機器が発表のメインになる予感がしています。ともあれ、何か日本でも出てきそうなサムシングを期待したいと思います!
記事執筆者プロフィール
せう
ブログ:せうの日記、Twitter:@shoinoue
静岡県三島市で産まれ、静岡県駿東郡長泉町で生まれ育ったアメリカ系日本人3世。見た目が日本人離れしている反動で、身の回りの道具は日本で開発されたものだらけである。ITmedia、andronaviを始めとするWeb媒体を中心に執筆活動を展開。自前のブログ「せうの日記」も宜しくお願いします。
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静岡県三島市で産まれ、静岡県駿東郡長泉町で生まれ育ったアメリカ系日本人3世。見た目が日本人離れしている反動で、身の回りの道具は日本で開発されたものだらけである。ITmedia、andronaviを始めとするWeb媒体を中心に執筆活動を展開。自前のブログ「せうの日記」も宜しくお願いします。
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本コラムは毎月第1・第3金曜日更新予定!
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