ソネットは26日、下り最大225Mbps・上り最大50MbpsのLTE高速データ通信に対応し、毎月500MB未満までなら無料で利用することができるSIMカード「0 SIM(ゼロシム)」の販売を同社公式サイトで開始したと発表した。
「0 SIM」は先日発売になった雑誌「デジモノステーション 2016年2月号」に付録として付き、大きな話題となったが、今回は付録ではなく単体での販売だ。付録「0 SIM」の使用レポートはこちらの記事を参照してほしい。
今回販売開始となった「0 SIM」だが、完全無料というわけではなく、初期費用として登録事務手数料が3,000円が掛かる。また、月々のデータ量が500MB未満であれば月額の通信費は0円だが、500MBを超えた場合、100MBごとに100円(税抜)の従量加算となる。まるで昔のパソコン用の0円から利用できるインターネット接続サービスにおける無料時間超過後の従量課金のようだが、上限が設けられているので想定外の高額課金になることはない。
100MBごとに100円が加算されていくが、1,600円でストップする。1,600円ということは1600MBということなので、無料分の500MBと合わせて2100MBだが、上限に到達してからも最大5GBまでは高速データ通信を行うことが可能となっている。そのため、100MBあたり100円という単価は1,600円到達時までの話で、2100GBを超過した後は、100MBあたりの単価は安くなっていくことになる。単純に5GBで1,600円と考えると、100MBあたり約32円だ。
5GB超過後は速度制限が掛かるが、それも解除可能だ。解除するにはデータ量をチャージする。さすがにチャージ料はそれなりの値段だ。100MBで500円、500MBで2,100円、1GBで3,800円。事業者目線ではなくユーザー目線だけで見ると、せっかくの月額0円からの格安SIMなので、できれば500MB未満に抑えたい。最悪でも1,600円まででストップさせるのがベストだろう。
この「0 SIM」にはデータ通信専用プランだけでなく、SMSを付けたり、音声通話を付けたりすることもできる。SMSをつける場合は+150円(月額)、音声通話は+700円(月額)だ。
「0 SIM」が利用する回線網はNTTドコモのFOMA・Xiなので、利用可能エリアはFOMAとXiのエリアに準じる。
SIMカードのサイズは標準SIM、microSIM、nanoSIMの3サイズが用意されている。
一点注意したいのは、音声通話を付けたプランの場合は、最低利用期間が設定され、12ヶ月は継続利用する必要があることだ。12ヶ月以内に解約した場合は違約金が5,200円発生する。データ通信だけのプランの場合は違約金はない。また、MNPの転入/転出にも対応しているが、転出の場合は、転出手数料が7,000円発生するので注意したい。
結局のところデータ通信プランでの利用が手軽かつ気軽だ。ただし、データ通信プランでの利用においても気をつけたいポイントはある。それは3ヶ月間全くデータ通信を行わなかった場合、自動解約となってしまうこと。放っておくと解約になってしまうので注意したい。
【情報元、参考リンク】
「0 SIM」公式サイト
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