NTTドコモ(以下、ドコモ)は27日、グループ会社であるmmbiが2012年4月からサービスの提供を開始した、スマートフォン向け放送サービス「NOTTV(ノッティーヴィー)」の提供を2016年6月30日をもって終了すると発表した。
サービスの提供終了に先立ち、新規申込受付が終了となる。
また、NOTTVの既存ユーザーについては、「dTV」など他のサービスをお得に利用できるような施策を準備中だという。詳細が決まり次第、それらについては改めて案内される予定。
NOTTVはドコモのスマートフォンにとっては他社にはない特徴的サービスの一つではあったが、Android端末だけしか対応していないことや、そのAndroid端末でも全ての機種で利用できるわけではなかったこと、そして、いちいちアンテナを立てなければ視聴できないこと、基本的には番組表に従っての視聴になること、コンテンツが少ないことなど様々な理由があったと思うが、会員数が伸び悩んでいた。最も多かったときで約175万契約(2015年3月末)ということだが、そもそも2016年3月末までの目標が600万契約だったため、順調な伸びをしてきたとは言えない。
とはいえ、よくよく考えると、今年の4月からはBS/CS放送のチャンネルが追加され、野球やF1中継、フジテレビのドラマやアニメ、時代劇シリーズ、海外ドラマ、Jリーグ、海外サッカーなど、様々な番組を視聴できる環境は整ってきていた。しかし、それらについても他に大体視聴手段があるので、飛躍のキッカケとも行かなかったようだ。
一方、エイベックス・デジタルが「dマーケット」で運営する動画配信サービス「dTV」の会員数は他社の定額制動画配信サービスを上回る500万規模となっている。さらに、コンテンツ数も他のサービスと比べて見劣りしないレベルどころか、演劇や舞台作品、落語、カラオケなど他にないジャンルも追加するなど充実化している。
NOTTVが終了することで、ドコモがユーザー向けに提案する動画配信サービスはdTV一本に集中することになるはずで、今後、dTVがどこまで伸びるのかにも注目したいところ。
なお、NOTTVのサービス提供終了によって、利用していた電波は返納される予定だ。
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NTTドコモ/プレスリリース
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