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ファーウェイ、高性能スマホ「HUAWEI Mate S」を12月4日発売へ。約8万円。爪や指の間接部でもタップできる。カメラは細かい設定が可能なプロモードを搭載

ファーウェイ・ジャパンは26日、都内でプレスカンファレンスを開催し、最新のフラッグシップ・スマートフォン「HUAWEI Mate S」(以下、Mate S)を発表した。SIMフリーのスマートフォンで、4G LTEに対応する。発売日は12月4日の予定で、市場想定価格は79,800円(税抜)。

HUAWEI Mate S

消費税を加えると8万円を超える価格設定のため、もはや「格安スマホ」と呼べる範囲を超えているが、最近は格安SIM/格安スマホを展開する各社も高価格帯の機種も揃え始めているので、ハイエンド端末を使いつつも通信費は抑えたい、というニーズを満たす機種の一つとして注目されそうだ。

Mate Sは高価な機種だけあり、スペックも高く、独自の機能なども搭載している。

特に注目すべき機能の一つとして「ナックルセンス・テクノロジー」の進化が挙げられる。今回のMate Sでは、爪の先や指の間接部などでも画面をタップできるとのことで、女性ユーザーには非常に大きな魅力となる機能かもしれない。

ディスプレイは約5.5インチでフルHD解像度の有機ELで、保護ガラスには2.5Dラウンドエッジ加工が施された第4世代の「Gorillaガラス」を採用している。

チタニウムグレー


OSはAndroid 5.1で、CPUはオクタコアのHisilicon Kirin 935(A53X 2.2GHz + A53 1.5GHz)、メモリは3GB RAM、32GB ROMで、外部メモリは最大128GBまでのmicroSDカードをサポートする。Wi-Fiがハイエンド機としてはやや残念な11ac非対応で、IEEE802.11b/g/n準拠だが、Bluetoothは4.1、モバイルネットワークはFDD-LTEが B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28、TDD-LTEがB40、UMTSがB1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz対応となる。

NFCに対応する点も特徴の一つで、SIMカードのサイズはnanoSIMだ。

バッテリー容量は2,700mAhで、本体サイズは約75.3 (W) x 149.8(H) x 7.2(D) mmで、重さは約156g。バッテリーの取り外しはできない。なお、Mate Sは防滴仕様となっている。

カメラはメイン側が約1,300万画素で、F値2.0のレンズを採用し、光学手ブレ補正搭載、2色LEDフラッシュを搭載する。インカメラは約800万画素でソフトライトLEDを搭載する。

カメラについては、誰でも手軽に使えるモードのほか、マニュアルカメラの表現力をデジタルで再現する「プロモード」を搭載する。細かい設定で写真撮影ができるので、カメラファンにも嬉しい機能といえるだろう。

背面には指紋認証センサーを搭載し、指紋認証でのロック解除もできる。しかも、このセンサーはフリックやカメラでの撮影、電話着信時の操作など、様々な操作にも使うことができるようになっている。

Mate Sはファーウェイ公式オンラインストア「Vモール」楽天市場店のほか、格安SIM/通信サービスの「U-mobile」「楽天モバイル」、上新電機、ZOA、ノジマ、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、Amazon.co.jp、アイオープラザ、NTT-X Store、シスキー(e-Trend)、Plus Yuでも取扱う。

購入前に実機を確認したい方は、27日からビックカメラ池袋本店、有楽町店、名古屋駅西店、なんば店、ヨドバシカメラ 新宿西口本店、マルチメディアAkiba、マルチメディア横浜、マルチメディア梅田で先行展示が行われるので、実際に触って確認することができる。

【情報元、参考リンク】
ファーウェイ公式オンラインストアVモール楽天市場店
U-mobile
Amazon.co.jp/HUAWEI Mate S

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