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ASUS、Androidタブレット「ZenPad S 8.0」他、複数機種を発表。薄型軽量ボディにAtom Z3580、4GB RAM、USB-3.0 Type-Cを搭載

ASUSTeK Computer Inc.(以下、ASUS)は1日、台湾で2日に開幕する「Computex 2015」にあわせてプレスイベントを開催し、Androidタブレットの新シリーズ「ASUS ZenPad」シリーズを発表した。

ASUS ZenPad S 8.0

PCの「Zenbook」シリーズ、スマートフォンの「ZenFone」シリーズと同様に「Zen」を冠するシリーズで、比較的格安&カジュアルなイメージがあった「ASUS MeMO Pad」シリーズとは異なり、より高級感ある雰囲気の製品展開になりそうだ。

実際、今回発表されたシリーズ機種は3モデルだが、最もグレードが高い「ASUS ZenPad S 8.0」(Z580CA)はハイエンドマシンの構成で、デザイン・質感もMeMO Padシリーズとは全く異なるものに仕上がっている。高級感は明らかにこちらが上だろう。

ZenPad S 8.0のデザイン。ダイヤモンドカットのエッジや背面のヘアラインパターンの美しさが特徴

OSはAndroid 5.0(Lollipop)で、ディスプレイは約8インチ、解像度1,536×2,048ドット。縦横比は4:3で、電子書籍の閲覧やWebサイトの閲覧などにはちょうど良さそうだ。

そしてCPUはIntel Atom Z3580でメモリは4GB RAM。日本でも発売された「ASUS ZenFone 2」と同じくハイスペックマシンとなる。さらに、USB 3.0 Type-C端子を備え、この点でも新世代のマシンとなっている。なお、ZenFone 2と同様に同じZenPad S 8.0でもスペック違いで複数モデル存在する。

まず、Intel Atom Z3580搭載の製品にはメモリが2GB、4GB、ストレージが16GB、32GB、64GBのラインナップがあるので、例えば今後日本市場に投入される場合、どのモデルが販売されるかというのはまだ分からない。

ボディの厚みは約6.6mmで、縦横サイズは203.2×134.5mmで、重さは約298g。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色で、前述したようにUSB端子は最新のUSB Type-Cとなる。

他のインターフェースは2in1オーディオ端子が1つ、microSDカードスロットが1つ(最大128GBまで)となっている。

カメラは背面が800万画素、前面が500万画素だ。

同じく8インチディスプレイを搭載する「ASUS ZenPad 8.0」もラインナップされるが、こちらはCPUも異なる。Intel Atom x3-C3200を搭載し、5.1chサラウンドを楽しめるオーディオカバーを使うことができる。

また、オプションとして1024段階の筆圧感知が可能なスタイラス「Z Stylus」も用意される。

さらに7インチモデルも用意される。



【情報元、参考リンク】
ASUS ZenPad S 8.0製品ページ

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