▲GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO |
GALAXY Note EdgeはNTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI(au)からの発売が予定されている「GALAXY Note」シリーズの最新モデルとなる。今回の発表会ではこのGALAXY Note Edgeの新機能が中心に紹介された。
最初に登壇したサムスン電子ジャパン 営業チーム 阿部崇氏は「日本はGALAXY Note Edgeを世界で最初に発売を開始する国」と前置きをしつつ、その理由を「日本のマーケットは世界で最も洗練された市場の一つ」「日本でのヒットが世界への足掛かり」と説明していた。
▲日本は重要な市場であると説明する阿部氏 |
続いて登壇したサムスン電子ジャパン プロダクトチーム 大越一博氏は「GALAXY Note Edgeは美しさと実用性を兼ね備えた革新的な製品」と紹介し、GALAXY Note Edgeの製品の魅力を説明した。強く美しいメタルフレームと、世界初の曲面ディスプレイ「エッジスクリーン」には曲面用に開発された強化ガラスを採用し、高い耐久性を実現しているという。
▲曲面表示のエッジスクリーン |
GALAXY Note Edgeは5.6インチのスーパー有機ELディスプレイを採用しており、メインディスプレイの2560×1440ピクセルと、さらに160ピクセルのエッジスクリーンで構成されている。エッジスクリーンはカスタマイズ可能でアプリケーションランチャーを表示したり、動画視聴中に通話があっても表示はエッジスクリーン部分のみにすることができるなどの紹介が行われた。
▲無限の可能性を秘めた+160ピクセルについて説明する大越氏 |
▲動画視聴の邪魔にならないように、エッジスクリーンには再生コントロールなどを表示できる |
▲ニュースなどの情報表示の他に定規を表示して使うこともできる |
進化したマルチウィンドウ機能は、ウィンドウのアイコン化やウィンドウ間のドラッグ&ドロップでデータのやりとりができるなどの機能が紹介され、アイコン化やポップアップ表示など便利な機能を使えばホームボタンを押すことなくアプリケーションを切り替える事ができるようになっている。
進化した「Sペン」は書き心地を紙に書いているように近づけるよう、筆圧やハネなど、使う人の個性が出るようになったという。デモでは筆ペンを使って紙に書いた文字とSペンで書いた文字を比較していた。さらに、紙に書くときと同じようにディスプレイに手を置いた状態でもSペンで書けるという点が強調されていた。手を浮かせた状態にせずに、紙と同じように手をついた状態で書けるのはいい。
▲Sペンで筆の質感を再現 |
さらに、Sペンのボタンを押しながら画面上を矩形で囲むことで、PCにおいてマウスで範囲選択をしたような直感操作ができるようになった点と、その部分を切り出して画像として保存し、共有することができる「スマート選択」についても紹介された。Webサイトのリンクを沢山送るより、「スマート選択」機能で必要な部分を切り取ってメールに添付すれば、受け手は煩わしい手順を踏むことなく情報の比較が楽に行える。
カメラと連携した「フォトノート」機能も紹介された。
「フォトノート」機能では、ホワイトボードなどを斜めから撮影しても歪みを補正し、さらに書かれた文字などを選択してレイアウトの変更や、ペンでメモやアンダーラインを引くといった使い方ができる。
▲フォトノートは自動でホワイトボードの角を認識してくれる |
広角90度、約370万画素、F1.9の明るいレンズを搭載したフロントカメラについては、「セルフィー」(自分撮り)機能をさらに便利に使える「ワイド自分撮りモード」もある。標準では広角90度だが、この「ワイド自分撮りモード」を使えば、パノラマ写真撮影のようにして、横に動かしながら撮影することで、120度まで広げての撮影が可能になっている。さらに、背面の心拍数センサーをシャッターボタンとして使用することもできる。センサーに指を触れ、離すとシャッターを切れる。自然な操作で撮影ができるためブレが少なくなると紹介された。
▲ワイド自分撮りモードではこれだけ離れた状態でも3人が一画面に収まった |
サウンド機能にもこだわりがあるということで、3つのマイクを使った録音機能が紹介された。
マイクが3つあることで、8方向からの音を聞き分けることができるという。これによって、聞きたい方向の音声のみを再生することができ、議事録や取材などで活用できる。
▲8方向からの音声を選択して再生可能なボイスレコーダー機能 |
オーディオ面の機能では、ハイレゾ音源の再生の他に、従来の音源をハイレゾ相当にする「K2HD」技術を搭載している。気軽に高音質で音楽を楽しめるとのことだ。
▲これまでの音源もK2HDコーディングによりハイレゾ相当に |
次に新ウェアラブル端末の「Gear S」だが、3G・Wi-Fiを搭載しているので、スマートフォンを持ち歩く必要がないと説明された。GALAXY本体が離れた場所にあっても電話や内蔵のキーボードでメールの返信も可能となっている。さらに、ネックレス型の「Gear Circle」も紹介され、着信をGear Circleのバイブ機能で感知し、内蔵のイヤフォンで通話をするデモが行われた。
▲Gear Sにはキーボードが搭載され、スマートフォンと同等の使い方ができる |
▲大画面だが曲面ディスプレイなので腕にフィットする |
▲ボディー部分とベルトが分かれ、ベルトのみの販売も予定しているという |
▲Gear Circleはイヤフォン部分をマグネットで繋ぐとネックレスのような形状となる |
また、すでにドコモより発売されている「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」、そしてドコモとauから発売されるLTEに対応したタブレット「GALAXY Tab S」も紹介された。
最後に再び阿部氏が登壇し、「GALAXY Note Edgeは世界に先駆けて10月下旬日本で発売開始いたします。GALAXY Note Edgeは皆様の生活のお役に立つ製品になれるよう全力をあげて推進して参りたいと考えております」と述べた。
▲コンセプトモデルのモンブランのスタイラスペン |
▲輝くスワロフスキーのGear Sベルト。こちらもコンセプトモデル |
▲Gear VRの参考展示も行われていた。3Dの没入感が凄すぎて3Dゲームは酔いそうだった |
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・GALAXY Note Edge実機レポート記事
・NTTドコモ/ARROWS NX F-02G製品ページ
・ドコモオンラインショップ/ARROWS NX F-02G製品ページ
・au/GALAXY Note Edge SCL24製品ページ