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WiMAX 2+対応ルーター新製品「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」発表。au 4G LTE対応、大容量バッテリー、クレードル対応、WiMAXハイパワー対応など

UQコミュニケーションズは22日、モバイルWi-Fiルーター新製品「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」(ファーウェイ製)を発表した。ファーウェイ製のモバイルWi-Fiルーターとしては、昨秋発売となった「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」に続くモデルで、後継機種にあたる。


HWD14と同様、WiMAXとWiMAX 2+に加えて、auの4G LTEにも対応するルーターだ。WiMAX 2+対応ルーターは先月「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」が登場したが、NAD11とはこの点で大きく異なる製品になる。

その他、HWD15の大きな特徴は、WiMAXに繋がりやすい「WiMAXハイパワー」に対応している点、別売りのクレードルが用意された点、約5秒のクイック起動、3,000mAhの大容量バッテリーを搭載する点、モバイルチャージャー機能を搭載する点が挙げられる。

発売日は8月1日で、UQコミュニケーションズの公式通販サイト「UQ WiMAXオンラインショップ」での販売価格は本体パッケージのみで4,800円、クレードルとのセットで6,800円となっている。月々の利用料金は2年契約の「UQ Flat ツープラス」は月額4,196円だが、最大25ヶ月間は500円引きの「UQ Flatツープラスおトク割」を利用できるので月額3,696円になる。また、auスマートフォンを利用している方の場合、「auスマートバリューmine」というキャンペーンを利用できるので、auスマートフォンの利用料金を最大934円(月額)割り引くことができる。

おそらく7月22日よりニフティ、ソネット、ビッグローブ、GMOとくとくBBなどのMVNO各社からも予約受付が開始されるものと思われ、販売価格は0円や1円になると考えられる。購入検討の際は、各社のキャンペーン等もチェックしつつ選びたい。


さて、HWD15の紹介に戻るが、主なスペックは次の通りだ。

本体サイズは約64×104×14.9mm、重さは約140g、バッテリー容量は3,000mAh、対応するネットワークはWiMAX、WiMAX 2+、au 4G LTE、公衆無線LANなどのWi-Fiスポット、有線LAN(※クレードル利用時)、ディスプレイサイズは約2.4インチでタッチ操作対応(解像度:240×320)、Wi-FiはWAN側がIEEE802.11a/b/g/n準拠で、LAN側はIEEE802.11b/g/n準拠で、同時に接続可能なWi-Fi機器の台数は10台となっている。

WiMAXについては繋がりやすい「WiMAXハイパワー」に対応する。通信速度はWiMAXでは下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbpsで、WiMAX 2+では下り最大110Mbps、上り最大10Mbps、au 4G LTE(800MHz)では下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsになる。

有線LANはクレードル使用時のみ利用可能で、クレードルのLANポートは100BASE-TX/1000BASE-T対応となっている。また、クレードルにセットした時はディスプレイの表示が横メニュー表示になり、時計の常時表示ができるので、ちょっとした時計代わりに使うこともできる。

クレードルとクレードルセット時のイメージ

au 4G LTEについては利用の際は端末の通信モードを「ハイスピードプラスエリア」モードに切り替える必要があり、このモードの利用には別途オプション代が1,005円(税抜)発生する。このオプション代は毎月継続払いするのではなく、使った月だけ発生する。通信モードはHWD15のタッチパネルを使っていつでも変更できる。

バッテリーの容量が大きく連続通信時間が長い点もHWD15の特徴で、WiMAXの場合、最大約9時間40分、WiMAX 2+の場合、最大約10時間、au 4G LTEの場合、最大約10時間50分の通信が可能となっている。連続待受時間は最大約970時間(ECOモード)。クイックアクセスモードの場合はWiMAX 2+で約37時間、WiMAXで約40時間、au 4G LTEで約38時間。

この大容量バッテリーを活かす機能として、スマートフォンなどをHWD15を使って充電できるモバイルチャージャー機能も搭載されている。外出先でHWD15のバッテリーは十分残っていながらもスマートフォンのバッテリーが切れそうな時などに重宝する機能だ。本体パッケージにはモバイルチャージャー機能利用時の給電用USB変換ケーブルも付属する。

なお、HWD15の背面カバーは取り外しできないので、ユーザー自身でのバッテリーの交換はできない。

また、HWD15は約5秒程度で起動するクイック起動機能を搭載しているので、電源を入れてから短時間で利用できるようになることも魅力だ。他には、microSDカードスロットを搭載し、最大32GBまでのmicroSDカードを利用できる点も特徴の一つ。本体にあるスロットや端子、ボタン類は、電源ボタン、microUSB端子、microSDカードスロット、Micro ID Cardスロット(micro SIMカードスロット)、Resetボタンで、ストラップホールは用意されていない。

側面に電源ボタン、microUSB端子、microSDカードスロット、SIMカードスロットを搭載

au 4G LTEを利用する可能性がある方や長時間駆動が必要な方などはHWD15、WiMAX/WiMAX 2+だけでよい方や薄型軽量ボディ、Wi-Fiで11acを利用したい方などはNAD11という選択の仕方になってきそうだ。

※本記事は現在加筆修正中。

【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/HWD15製品紹介ページ
7月のWiMAX/WiMAX 2+ルーターに関する各社のキャンペーン内容まとめ
UQ WiMAXオンラインショップ
@nifty WiMAX2+
BIGLOBE WiMAX 2+
GMOとくとくBB WiMAX2+
So-net モバイル WiMAX

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. newモデル出るの早いね。まだ旧モデル使い込んでないのに…

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