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EPSONのAndroid搭載シースルーのスマートグラス「MOVERIO」新モデルBT-200とBT-200AVの発売日が再度延期へ

セイコーエプソン、エプソン販売は30日、Androidを搭載したシースルータイプのスマートグラス「MOVERIO(モベリオ)」の新モデル「BT-200AV」と「BT-200」の発売を6月30日に延期すると発表した。

BT-200とワイヤレスミラーリングアダプター

BT-200とBT-200AVは当初は4月24日発売予定だったが、5月29日に発売延期となっていた。そのため、今回は再度の延期となる。延期の理由は製造上の都合だという。

BT-200、BT-200AVは面白い製品なので、登場を楽しみに待っている方がいると思うだけに残念だ。

BT-200とBT-200AVは基本パッケージは同じだが、BT-200AVには追加でワイヤレスミラーリングアダプターが付属する。ワイヤレスミラーリングアダプターはブルーレイ/DVDレコーダーやゲーム機などのHDMI出力機器を接続すると、ワイヤレスでBT-200本体に映像を飛ばすことができるアダプターなので、とても便利かつ利用シーンを広げてくれる。

ワイヤレスミラーリングアダプター単体で販売されることはないので、お財布に余裕があれば、できればBT-200AVを選択したいところ。

このBT-200/BT-200AVはシースルーのスマートグラスで、装着することで、20m先に320型相当の映像を出力することができる。しかも、シースルー型なので、背景も見えたままなので、掛けたまま周囲の状況を確認できることが大きな特徴だ。映像への没入感は減るが、周囲の状況を確認したい方には便利だ。

また、没入感を増したい場合にはシースルーのレベルを下げて周囲を暗くしてくれるシェードを付ければ大丈夫だ。このシェードは標準で付属する。

BT-200のスマートグラス本体とシェード

BT-200/BT-200AVはAndroid端末でもあるので、それだけでYouTubeなど様々な動画サービスやアプリを使うことができる。さらに、前述のワイヤレスミラーリングアダプターを使えば、DVDやブルーレイ、ゲームなどを楽しむこともできる。そして、Miracastに対応したAndroidスマートフォン、タブレットなどとワイヤレス接続し、スマートフォンなどの映像をワイヤレスで出力することもできる。

例えば、NTTドコモの「dビデオ」を契約しているスマートフォンをMiracastでBT-200/BT-200AVに接続すれば、BT-200/BT-200AVでdビデオの動画を楽しむこともできてしまう。

他にもmicroSD/SDHCカードに保存された映像や音楽データの再生も可能だ。

主なスペックをおさらいすると、液晶パネルは約0.42型ワイドで、解像度は960×540ドット、画角は約23度、仮想画面サイズは20m先で約320型相当、対応する動画フォーマットはMP4(MPEG4+AAC/Dolby Digital Plus)、MPEG2(H.264+AAC/Dolby Digital Plus)で、静止画はJPEG、PNG、BMP、GIF、音声フォーマットはWAV、MP3、AAC、Dolby Digital Plus。

もちろん、3D動画の表示も可能で、方式はサイドバイサイド方式となっている。

本体のヘッドセットは約185×170×32mmで、重さは約88g、操作をするコントローラーは約55×120×19mm、重さ約124g。

このコントローラーで操作する

下はAmazon.co.jpでの商品リンク。

 

【情報元、参考リンク】
エプソン/BT-200製品紹介ページ
エプソン/プレスリリース

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