LG G3 |
LG G3はLGエレクトロニクスにとってグローバル向けの新しいフラッグシップ・スマートフォンだが、日本向けについては先日KDDIが開催した今夏向けに新商品発表会において、「isai FL」(LGL24)が発表されており、スペックには共通点がある。
LG G3 |
isai FLの大きな特長は約5.5インチで2,560×1,440ドットという極めて精細なディスプレイを搭載することだが、LG G3でも同じだ。プロセッサにQualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC(2.5GHz クアッドコア)を採用していること、バッテリー容量が3,000mAhであることも同じ。
isai FLのメモリは2GB RAM、32GB ROMだが、LG G3はモデルによって異なり、2GB RAMもしくは3GB RAM、16GB ROM、32GB ROMとそれぞれだ。
やはり左右の縁は狭く、ボディサイズは約146.3×74.6×8.9mmと、画面サイズの割には持ちやすそうだ。isai FLが約145×76×10.5mmなので、ボディサイズも若干異なることが分かる。幅と厚みはisai FLの方が大きいものの、高さは小さい。重さはisai FLが約160gで、LG G3は約149g。
デザインの質感は全くことなるもので、LG G3には金属のような質感を得られるメタリックスキンを採用している。カラーバリエーションはメタリックブラック、シルクホワイト、シャインゴールド、ムーンバイオレット、バーガンディレッドの計5色展開だ。
背面にはカメラレンズの下にボリュームキー(音量キー)と電源キーを搭載している。isai FLでは電源キーは左側面にあるので、この点も違うことになる。
これはisai FLの背面 |
LG G3の大きな魅力はメインカメラにもある。
約1320万画素のカメラには光学式手ブレ補正機能を搭載し、LEDフラッシュはデュアルタイプ、そして、レーザーAF機能を搭載している。サブカメラは約210万画素だ。
LG G3の背面 |
また、サウンド面も強化され、ブースターアンプ搭載で1W出力が可能となっているため、LG G3で映画やドラマを視聴する際に音を強化するために外部スピーカーを必要とすることもなくなるかもしれない。十分な迫力で視聴できそうだ。
OSはAndroid 4.4.2だが、LGエレクトロニクスが用意するホームテーマはiPhoneと同様、立体感のない平面的な「フラットデザイン」が採用されている。「Androidっぽくない」デザインでもあるので、気になる場合は別のホームアプリに変えてしまえばいいだろう。
フラットデザインは好みが分かれそうだ |
その他スペックはWi-FiがIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetoothが4.0、NFC対応などで、充電についてはワイヤレス充電「Qi」に対応している。
【情報元、参考リンク】
LG/プレスリリース