ドコモは国内の音声通話を定額、すなわち定額で掛け放題とし、パケット通信のデータ通信量を家族間もしくは同一法人間等で分け合うことのできる料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を発表した。
さらに、長期利用者向けの割引サービス「ずっとドコモ割」、25歳以下の方を対象とする「U25応援割」も発表され、これらのプラン、サービスを6月1日から提供する。
「カケホーダイ&パケあえる」では、FOMA、Xiで音声通話が利用可能な「カケホーダイプラン」を利用する方を対象に、ドコモだけでなく、他社携帯電話宛、固定電話宛を含めた国内の音声通話料を基本料金に含め、通話時間や回数によることなく定額で利用し放題とする。国内通話に限っては音声通話の完全な定額制が登場することになる。
また、パケット通信のデータ通信量も複数回線で分け合うことができるようになるため、例えば家族複数人でドコモを利用している方や、一人で複数台を利用している方は合計金額を大幅に下げることが可能となる。
現行プランでは1人ひとり、すなわち1契約ごとに速度制限なく使える月々のデータ量が設定されているが、新プランでは1グループごとに設定され、それを複数人で分け合えるようになるので、無駄なく利用できる上、合計額を下げることができる。
プランは基本使用料で計6種類、合計データ量の目安で7種類用意される。
なお、「パケあえる」では、子回線側にはシェアオプション料が月々500円発生する。
そして、「ずっとドコモ割」は、長期利用者を優遇する割引サービスだ。例えば、パケット通信の合計データ量が10GBの「シェアパック10」は通常9,500円だが、代表回線の「ドコモプレミアクラブ」のステージが2ndの場合は300円引き、3rdの場合は600円引き、プレミアの場合は800円引き、グランプレミアの場合は1,000円引きとなる。
また、25歳以下の方でカケホーダイプラン及びパケットパック額を利用する場合、月々500円引きとなり、ボーナスパケットが月々1GB貰える。
さらに、今回はモジュール内蔵の特定デバイス(M2M機器)向けのプラン「デバイスプラス」も発表されている。フォトパネルや今後普及が見込まれるウェアラブル端末、ヘルスケア製品等を利用する方向けに月々の基本使用料を安価にした専用プランで、「デバイスプラス500」は月額500円、「デバイスプラス300」は月額300円となる。この「デバイスプラス500」と「デバイスプラス300」は機器の種類に応じて決まっている。
以下、それぞれの概要を掲載する。
◆カケホーダイ&パケあえる
基本プラン(月額) |
パケットパック定額料(月額・1グループ毎) |
◆新割引サービス
◆その他資料
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/新料金プランについて