マークです! 香港を飛び出し、日本へやってきました。 |
さて、皆さんこんにちは! マークです(マークに関しては第23回の記事に詳しいので、そちらをご覧頂きたい)。ウエアラブル・テック・エキスポのため日本に行ってきたので、そのレポートをお送りしたい。
このイベントでは、ヘッドマウント、スマートウォッチ、ヘルスケア、フィットネス、スポーツなどのウェアラブルデバイスに関する実用化に向けた将来のビジョンやそれぞれの企業の取り組みなど、様々な講演やパネルディスカッションを聴くことができ、展示会場では夢のような通信機器を実際に体験することができた。
まずは、非常にユニークなスマートグラス専用OS「mirama」という製品を開発しているブリリアントサービスという企業。
この製品は、AR機能だけでなく、手のジェスチャーによる情報コントロール機能を搭載しており、スマートグラス越しに画面が現れ、ジェスチャーで写真撮影やメール送信などの様々な操作が可能だ。ジェスチャーの認識もレスポンスも高速で快適だった。
次にご紹介するのもスマートグラスだが、朝日新聞社のメディアラボが開発に取り組む「空間のメディア化」を新しいメディアコンセプトとし、「Google Glass」を活用した「朝日新聞AIR」だ。グラスを装着して、空間内のあらゆる物体を見つめるだけで、朝日新聞が世界から集めた情報がマッチングされ、生活のあらゆるシーンで情報を快適に手に入れることができる。
「朝日新聞AIR」。操作は、グラスの淵を左右にスライドしてメニューを選択して、タップして決定する。
たとえば、紙面に掲載されているTOKYOという文字をグラスで認識すると、 紙面に掲載しきれなかったフォトギャラリーが目の前で展開される。 |
ただ、1時間の充電で2時間しか使用できないため、グラスだけでなくウェアラブルデバイスにはバッテリー寿命の問題がまだまだ課題のようだ。
次にご紹介するのは、スマートトイの「Moff」。
Moffは手首に巻きつけるバンド。動きを検知するセンサーと通信ユニットを搭載しており、手首につけるだけで、自分の動きに合わせてアプリが反応し、動きと音を連動させた様々な遊びが可能となる。物理的なモノを買い替える必要がなくエコにも結びつくという発想がユニークだ。さらに子供から大人まで、音から遊びたい様々な体験ができるため、想像力を膨らませて新しい動きを発見することも可能だ。
スマートトイの「Moff」。 |
見た目は大きく感じたが、実際に手首に巻いてみるととても軽く、子供にも負担はなさそうだ。
左:バキューン(ピストル音)、右:ズンチャズンチャ(ドラム音)
ウィ~ン(ギター音) |
(おまけ)
会期中、展示会場をフラフラしていたら、テレビ取材を受けてしまったの図。翌朝、ちゃんとオンエアされましたよ!
取材を受けてしまうマーク。 |
記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan、
Facebook:EXPANSYS Japan
EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!
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