Primo 81
背面はアルミにサンドブラスト加工を施したもので、デザインはシンプルでエレガントだ。とはいえ、一見したデザイン、そしてこのサイズ感は何かに似ている。米AppleのiPad miniと基本的なサイズ感が同じで、デザインも似ている。ただし、Primo 81の前面にはホームボタンも含めて物理ボタンが全くないので、実は違う。
また、背面のデザイン、パーツ配置もiPad miniとは違う。例えば、カメラの位置が違うし、端子やボタンの構成も同様に異なる。
Primo 81の下面 |
Primo 81の上面 |
Primo 81の外部接続端子は3.5mmオーディオ端子、microUSB端子、Mini HDMI端子で、外部メモリとしてmicroSDカードスロットも備える。SDカードスロットは端末下面にキャップレスで用意されているので、抜き差ししやすい。デジカメの写真をmicroSDに保存している場合などにはデータのやり取りが便利だろう。また、HDMI出力が可能なので、テレビやモニターディスプレイに映し出すことも手軽にできる。
ディスプレイの解像度は1,024×768で、アスペクト比は4:3となる。電子書籍の閲覧やウェブサイトの閲覧にはちょうどよいアスペクト比といえる。
その他、ハードウェアの基本スペックはプロセッサがAllwinner A31sクアッドコアで、内蔵メモリは1GB RAM、16GB ROM、Wi-Fi(無線LAN)はIEEE802.11b/g/n準拠で、バッテリー容量は3,500mAhといったところ。カメラは背面に約200万画素、前面に30万画素のものを搭載する。
比較的安価なAndroidタブレットの場合、「Google Play」が使えないのではないかと気になるところだが、Primo 81ではGoogle Playにも対応するのでアプリも自由に使える。プロセッサがAllwinner製ということで日頃Qualcommの製品に慣れたユーザーとしては、そのパフォーマンスが気になるところだが、Antutuのスコアでは12561を記録しており、十分以上に快適な動作が可能ということだ。
充電はmicroUSB端子経由でできるので、市販のAC-USBアダプターやPCのUSBポートなどからの充電も可能だ。
Primo 81はAmazon.co.jpのほか、家電量販店などで販売される予定。
下はAmazon.co.jpでの商品リンク。
UPDATE
Primo 81のレビュー記事を公開。
・「【端末レビュー】iPad mini似のAndroidタブレット、MSI製「Primo 81」 第1回:概要、パッケージ、本体等」
【情報元、参考リンク】
MSI/Primo 81製品紹介ページ