■桃園国際空港第二ターミナルでSIMカードを購入
桃園国際空港第二ターミナルのカウンターでSIMカード購入 |
桃園国際空港の第二ターミナル内にある、Far EasToneの空港カウンターでプリペイドSIMカードを購入しました。桃園国際空港の第二ターミナル内には、Far EasToneのほか、中華電信、台湾モバイルの3キャリアのカウンターが並んでおり、各社のプリペイドSIMを空港で購入することができます。
Far EasToneのサービスガイド。サービスガイドは日本語での説明があります。 |
今回購入したFar EasToneのプリペイドSIMカードの価格は600台湾ドル(約2,000円)で、インターネットが10日間定額利用可能、通話用の残高が250台湾ドル分利用可能なプランに申込をしました。こちらのプランは、空港のカウンターでのみ受付していると説明されましたので、街中のFar EasToneのカウンターでは同じプランに申込できない可能性も考えられます。
Far EasToneのプラン一覧 |
空港カウンターにて台湾に滞在する日数を伝えると、その期間に応じたプランを教えて貰え、その場でインターネット用のプランへの登録が完了します。なお、空港カウンターの店員の説明によると、SIMカードの単体販売は行っておらず、SIMカードと通信サービスをセットで提供しているとのことです(短期滞在の旅行者にとっては、こちらの方がわかりやすくてシンプルかもしれません)。
台湾でのプリペイドSIMカードの購入には、パスポートと、その他に身分証明書が必要になりますので、パスポートと運転免許証あるいは健康保険証などを持っておくと良いでしょう。
台湾では、1つのパスポートで購入可能なSIMカードは、1つの携帯電話会社ごとにSIMカード1枚までとなっており、1つの携帯電話会社で同一のパスポートを使ってSIMカードを再度購入した場合、古いSIMカードが利用できなくなる点には注意が必要です。
■モバイルWi-FiルータE589で使用
E589でFar EasToneのSIMカードを利用 |
台湾のプリペイドSIMで使える3Gサービスは「容量無制限」となっているのが非常に心強く、実際にパソコンとWi-Fi接続して、各種Webサイトの閲覧や動画視聴などで大量の通信を行っても、通信速度が規制されることはありませんでした。
台湾の滞在中、約10日の間にFar EasToneの回線で約6GBの通信を行ってみましたが、特に通信制限を受けることはありませんでした。通信速度はスマートフォンで使うのはもちろん、PCでインターネットにアクセスする際の回線として使用しても何ら問題無く使えたので、基本的に台湾滞在中はホテルのWi-Fiなどを使うことなく、3G回線のみで十分快適なインターネットが利用可能でした。
■APN設定情報
Far EasToneのインターネット接続に必要なAPN設定は以下になります。
APN:f3prepaid
ユーザ名:空白
パスワード:空白
ユーザ名:空白
パスワード:空白
E589のAPN設定内容 |
Far EasToneに限らず、都市部から車で1時間以上離れた山の中などは、圏外になったり電波が弱いエリアがありましたが、都市部および幹線道路や鉄道での移動中は、3Gでの通信が基本であり、快適な通信速度が得られました。台湾ではLTEのサービスは提供開始されていませんが、今のところ、3Gでも実用上は問題無い通信速度を保っているようにも感じられます。
【情報元、参考リンク】
遠傳電信 FETnet - 行動上網
記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler
ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。
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本コラムは毎月第1・第3火曜日更新予定!
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