Xperia Z Ultra |
Xperia Z Ultraは約6.4インチという大画面ディスプレイを搭載する点が大きな特徴で、カテゴリとしてはスマートフォンよりもタブレットに近いサイズだ。このクラスの端末を最近ではファブレットと呼ぶが、Xperiaシリーズとしても最大サイズのスマートフォンになる。
デザインは5インチ液晶を搭載する「Xperia Z」の流れを継承し、ガラスを採用し、エレガントな外観を実現している。
また、Xperia Z Ultraのディスプレイには「トリルミナスディスプレイ」をモバイル端末向けにカスタマイズした「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用している。このトリルミナスディスプレイはソニーのPC「VAIO」などに採用されているディスプレイで、高輝度、広色域で、とても鮮やかな表示性能を誇る。
さらに、「X-Reality for mobile」にも対応している。この「X-Reality」はソニーの液晶テレビ「BRAVIA」などに採用されている技術で、とても繊細な質感までクッキリと表現できる超解像エンジンだ。「X-Reality for mobile」はそのモバイル向けカスタマイズ版となる。
解像度だけで見るとXperia Zと同じだが、画面がサイズアップしている分、ピクセル密度は下がっている。しかし、トリルミナスディスプレイとX-Realityによって美しい表示性能を誇る。
左:専用スタンド「DK30」にセットした状態。
そして、もう一つ大きな魅力がQualcommのSnapdragon 800 クアッドコア2.2GHzを搭載する点だ。これにより、高速パフォーマンスを実現する。さらに、最近の海外向けXperiaに採用されているバッテリー・スタミナモードも搭載する。これにより、長時間駆動が可能となっている。バッテリーの容量は3,000mAhだ。
ディスプレイが大きいことでサイズが気になるところだが、約179×92.2×6.5mm、重さは約212gだ。非常に薄いものの、縦横サイズは一般的なスマートフォンのレベルを超えているので、片手操作には向かないだろう。しかし、タブレット的端末と考えると、薄く軽いので、持ち運びしやすい。
さらに、防水・防塵性能を備える。しかも、オーディオ端子はキャップレス防水となっている。
また、ほぼタブレットといって言い端末だけにタッチペンが付属する。
カラーラインナップはホワイト、ブラック、パープルの3色で、今夏リリースされる予定。
左:カラーラインナップ。右:Xperia Tablet ZとXperia Z Ultra、Xperia Zのサイズ比。
背面はXperia Zと同様にガラス素材。側面は金属素材となっている。
わずか6.5mm厚なので、とても薄い。
【情報元、参考リンク】
ソニーモバイルコミュニケーションズ/プレスリリース