ソニー、スマホ等の写真・動画をワンタッチで保存・再生・共有できるNFC対応パーソナルコンテンツステーション「LLS-201」を発表

GAPSIS編集部 2013年1月21日

LLS-201

ソニーは21日、非接触の無線通信技術NFC（Near Field Communication）に対応し、1TBのハードディスクを内蔵したパーソナルコンテンツステーション「LLS-201」を発売すると発表した。発売日は4月30日の予定で、オープン価格だが、市場推定価格は30,000円前後となる。

LLS-201は、いわゆるネットワークストレージプレイヤーで、1TBのハードディスクに、スマートフォンやタブレットなどの機器の写真や動画を手軽に保存し、再生・共有できる機器だ。

NFCに対応しているため、スマートフォン等をかざすだけで接続し、写真や動画を自動で取り込める「ワンタッチバックアップ」機能を利用できる。NFCに対応していない機器、例えばデジタルカメラやカムコーダー等でも、PCを経由せずに写真や動画の取り込み保存ができる。

LLS-201に取り込まれた写真や動画はファイル名・サイズ・記録日時などが記憶されるため、次回以降の取り込み時には新たなファイル（新規写真・動画）のみを効率よく自動的に判断・選別して取り込んでくれるようにもなっている。

さらに、LLS-201内のデータはスマートフォンやタブレットから専用アプリ「PCS Manager」を使って管理・閲覧することができる。

ソニーはパーソナルコンテンツステーションをデータ保存の核とし、スマートフォン、タブレット、サイバーショット、α、ハンディカム等と連携させ、それら各種機器の写真・動画データを一括管理できる利便性を実現させる。

なお、LLS-201にはUSB端子とメモリカードスロットも搭載されているので、それらを介して写真・動画データを取り込むこともできる。また、HDMI出力端子を装備しているので、LLS-201をテレビ等のディスプレイに接続し、写真・動画を手軽に再生することも可能だ。

本体サイズは約172×32×172mmで、重さは約500g。

PCS ManagerはAndroidのみならずiOS版も用意されるので、iPhone/iPod touch/iPad/iPad miniでも利用可能だ。