発表会場で展示された Optimus LIFEのパネル |
面で構成されたスライスデザインが特徴的な端末で、「docomo with」シリーズの一つとなっている。
Optimus LIFE(L-02E)は、CPUにデュアルコアのQualcomm MSM8960 1.5GHzを採用しており軽快な動作をしている。これは、同じくサクサク動作で売れ行き好調の2012年夏モデル「Optimus it L-05D」をベースとして開発しているとのことで、なるほどと納得するところだ。超高速通信「docomo LTE xi」(下り最大100Mpbs/上り最大37.5Mbps)にも対応している。
これまで発売されてきたOptimusシリーズでは、NEXTシリーズには大画面で高解像度のハイエンド端末、withシリーズには女性でも使いやすいコンパクトなスマートフォンというラインナップとなっていたが、Optimus LIFE(L-02E)は約4.5インチのHD(720×1280ドット)ディスプレイを搭載し、大画面&高精細化となり、NEXTシリーズに肉薄するスペック。
大画面化したことでボディーサイズは約幅66×高さ132×厚さ9.9mm、重さは約145gと、一回りサイズアップしている。ボディーサイズの大型化に伴い、バッテリー容量も2,100mAhと大きくなり、前機種の1,650mAhよりもバッテリーのもちは良さそうだ。このバッテリーだが、前機種同様予備バッテリーがもう一つと、専用のバッテリーチャージャーも付属するのでお得感が高い。
バッテリーは大容量2,100mAhとなっている |
ボディーカラーはキャロットオレンジ、モッツァレラホワイト、メロンブルーの3色。キャロットオレンジは、ポップなオレンジではなく、存在感がありつつも周囲に馴染む絶妙なオレンジ色となっている。モッツァレラホワイトは癖がなく、性能やデザインが気に入ったら選んでみたくなる定番カラーといった印象。メロンブルーは、ミント系のグリーンに似た爽やかなカラーとなっている。
左からキャロットオレンジ、モッツァレラホワイト、メロンブルー。 それぞれの壁紙、アイコンのテイストが違う |
曲面を廃したシンプルな背面 |
背面はシンメトリーなデザインを意識したと言うことで、下部にあるスリットは左側がスピーカー、右側が、付属の卓上ホルダ用の接点となっている。
卓上ホルダ用の接点の穴を上手くシンメトリーデザインにまとめ上げている |
側面は、3枚の板が重なったようなデザインとなっている。上面には電源キーとイヤフォン端子(防水仕様)、左側面にはボリュームキー、底面には端子カバー付きのUSB端子がある。
3枚の板を合わせたような本体側面 |
本体そして卓上ホルダ、アイコンや壁紙などの内蔵コンテンツ、これらのトータルデザインは、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏によるもの。LGエレクトロニクスは、以前もStudio CONRANデザインのNTTドコモ向けフィーチャーフォン「L-04B」を開発しており、シンプルなデザイン、色という視覚的な要素、触感などのこだわりを感じる。
対応しているサービスは、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、NOTTVとなっており、おくだけ充電及びNFCには非対応となっている。内蔵コンテンツは、女性に人気の「ことりっぷ」と旺文社のDioDict。その他、画面に手書きメモが簡単に取れる「ワンタッチメモ」やシャッターを押す1秒前から連続撮影を行う「タイムキャッチショット」など便利な機能も継承されている。
モバキャス放送NOTTVに対応する(写真=左)。女性に人気の「ことりっぷ」が楽しめる(写真=右)。
便利なDioDictと左側に記号一覧がまとめられた使いやすいIME |
多彩なカメラ機能の一つ「タイムキャッチショット」 |
カラフルライフを楽しもう |
Optimus LIFE(L-02E)の発売は2012年11~12月の予定となっており、ハイエンド端末とも引けを取らない多機能・高性能、そしてシンプルなデザインが魅力のスマートフォンだ。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/Optimus LIFE製品紹介ページ
・GAPSIS/ドコモ、2012年冬モデル新商品を16機種発表。スマートフォン・タブレット10機種、iモードケータイ4機種、ルーター・フォトパネルラインナップ