N-02E ONE PIECE(“ワンピーススマホ”)の展示ブース
ここでは、N-02E ONE PIECEの情報を、発表会で展示された実機のレポートを含めて紹介していきたい。
まず、N-02E ONE PIECEのベース端末は同日発表された新モデルの一つ「MEDIAS U N-02E」(NECカシオ製)だ。ハードウェアの仕様は同じだが、外観デザイン、内蔵コンテンツ、特別デザインの充電台はじめ同梱品などに違いがある。以下、基本情報を振り返ってみよう。
≪スマートフォンとしての基本スペック≫
OSはAndroid(アンドロイド) 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)で、プロセッサは米Qualcomm製MSM8960 デュアルコア1.5GHz、内蔵メモリは1GB RAM、8GB ROM、ディスプレイは約4.0インチ、480×800ドットのTFT液晶、バッテリー容量は1,720mAh、ネットワークはXi(LTE)、FOMA(ハイスピード)対応で、Xiでは下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbpsに、FOMAハイスピードでは下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsに対応する。
プレス向け画像
カメラは背面に有効画素数約810万画素のメインカメラ、前面に約130万画素のサブカメラを搭載し、メインカメラには暗い場所でもキレイに撮れる裏面照射型CMOSセンサーを採用している。
本体サイズは約124×64×11.9mmで、重さは約147g。防水・防塵仕様も備える。
サービス面では「NOTTV」、ワンセグに対応し、おサイフケータイ、赤外線通信も利用できる。Bluetoothは4.0に対応しているので、様々な機器との連携も期待できる。
さらに、ルフィ達のバトル、航海にも耐えられる堅牢さも備える。これはMEDIAS U N-02Eも同じ仕様だが、米国国防総省制定のMIL規格(Military Standard)準拠の落下試験をクリアした耐衝撃構造を持っている。耐衝撃性能、防水・防塵性能を持つ強固なスマートフォンでもある。
≪MEDIAS U N-02Eとの違い≫
まず、本体の外観デザインが大きく異なる。また、質感も違う。MEDIAS U N-02Eはラバー質の背面カバーだが、N-02E ONE PIECEは普通のプラスチックそのままの硬質なもの。そして、中身のプリインストールアプリが全く異なる。プリインストールアプリについては、第二回目の記事で詳しく紹介するが、麦わらの一味のそれぞれのキャラクターの専用アプリが用意されている。
ベース端末の「MEDIAS U N-02E」。背面はラバーの質感。触った感触はワンピーススマホと全く違う。
加えて、オリジナルアニメ動画も入っている。そのアニメでは、“ワンピーススマホ”の作られた背景が描かれている。その一部は下の動画に収められている。
また、サウザンドサニー号を模した特製充電台、オリジナルのキャラクターピンが同梱される。キャラクターピンは3.5mmヘッドフォン端子に挿し込めるアクセサリーで、普段本体に装着しないときはサウザンドサニー号の充電台に挿しておくことができる。
左:サウザンドサニー号の充電台。右:キャラクターピン(ルフィ)を本体に挿したところ。
さらに、発売日がMEDIAS U N-02Eの方が早い。MEDIAS U N-02Eは11月~12月の予定で、N-02E ONE PIECEは12月の予定となっている。
≪外観デザイン≫
外観デザインは実際のデモ機の写真をご覧になって頂くのが早いと思う。
ディスプレイは米Corning社の化学強化ガラス「Gorilla Glass2」で保護されている。
背面にはルフィ作の海賊旗のマークが描かれている。
防水・防塵仕様なので、各端子にはカバーがある。
3.5mmヘッドフォン端子には、同梱されるキャラクターピンを挿すことができる。
最近の機種では珍しいことに、物理キーが搭載されている点は、それを好むユーザーには嬉しい。
しかも、デザインもワンピーススマホ特製だ。
「②プリインストールアプリ・コンテンツ」編に続く
(C)尾田栄一郎/集英社
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
【情報元、参考リンク】
・N-02E ONE PIECE特設サイト
・NTTドコモ/N-02E ONE PIECE製品紹介ページ
・GAPSIS/ドコモ、2012年冬モデル新商品を16機種発表。スマートフォン・タブレット10機種、iモードケータイ4機種、ルーター・フォトパネルラインナップ