KDDIは17日、都内でプレスカンファレンスを開催し、2012年冬のau新モデルを発表した。内訳はAndroid(アンドロイド)スマートフォンが9機種、Androidタブレットが1機種となる。全機種が高速通信サービス「4G LTE」及びテザリングに対応する。
さらに、KDDIは10機種中8機種を11月2日に一斉発売する。これだけの数の新モデルを同日に一斉発売することは世界初になる。
今回の10機種のなかでフラッグシップ端末に相当するのは、HTC製の「HTC J butterfly」だ。
HTC J butterflyはAndroid 4.1を搭載し、約5インチサイズでフルHD解像度の超高精細ディスプレイを持つ。さらに、「HTC J」の特長でもあった高度なカメラ機能だ。高速起動とオートフォーカス機能はそのままで、さらにF2.0の明るいレンズ、88度の広角レンズが魅力だ。広角レンズの採用により、家族や友人複数人と撮影する際などにとても使いやすくなる。
ほかにはソニー製「Xperia VL」、サムスン電子製「GALAXY SIII Progre」、シャープ製「AQUOS PHONE SERIE」、富士通製「ARROWS ef」、LGエレクトロニクス製「Optimus G」、京セラ製「DIGNO S」、パンテック製「VEGA」、カシオ計算機製「G'zOne TYPE-L」、シャープ製「AQUOS PAD」がある。「AQUOS PAD」はスマートフォンではなく、7インチのタブレットだ。
この中で、HTC J butterflyは12月上旬、AQUOS PADは12月中旬発売予定で、それ以外は11月2日に発売となる。
さらに、KDDIはこの日の発表会において来春モデルも先行発表した。「INFOBAR A02」が登場する予定だ。
なお、本記事の加筆修正及び各端末の詳細レポート記事は後ほど順次公開する予定。
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