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ドコモ新機種「AQUOS PHONE si SH-01E」。Vivienne Westwood版も用意される、Just Fitボディに全部入りのスマートフォン

NTTドコモ(以下、ドコモ)は28日、今秋発売予定のスマートフォン・タブレット新機種を発表した。その中の一つがシャープ製Android(アンドロイド)スマートフォン「AQUOS PHONE si SH-01E」と、ファッションブランド「Vivienne Westwood」とのコラボレーション端末である「SH-01E Vivienne Westwood(ヴィヴィアン ウエストウッド)」だ。

AQUOS PHONE si SH-01E(ピンク)

SH-01Eは“Just Fit Size”のスマートフォン。液晶パネルの狭額縁化で、全面がディスプレイになったかのようなフルディスプレイデザインを実現しつつ、端末の幅を約59mmに抑え、持ちやすいサイズとしている。

このサイズに防水・防塵・おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、エリアメールへの対応も盛り込み、“全部入り”スマートフォンを実現している。ただし、ワンセグ視聴については、付属のワンセグアンテナケーブルSH01が必要になるので注意したい。

主な仕様は、OSがAndroid 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)、プロセッサにQualcommのMSM8960 デュアルコア1.5GHzを採用し、内蔵メモリは1GB RAM、16GB ROM、外部メモリにmicroSD/microSDHC/microSDXCカードスロットを採用し、最大で64GBまでのカードに対応する。

ディスプレイは約4.1インチ、解像度960×540の高透過CGSilicon液晶で、色彩を実物の色に近づけて再現する「ナチュラルモード」を搭載した画質調整技術「SVエンジン3」を採用する。さらに、屋外でも見やすくなるよう、リフレクトバリアパネルを採用している。

カメラは有効画素数約1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用し、画像処理エンジン「ProPix」を搭載する。さらに、明暗差の大きなシーンでも明るく美しい写真を撮影できる「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能も搭載する。

カメラを約0.4秒で起動できる「ON速起動」や、タイムラグなしで次々に連続撮影できる「連撮モード」も利用可能だ。動画はフルHDでの撮影に対応する。また、前面サブカメラも搭載する。サブカメラの有効画素数は約32万画素だ。

ネットワークはXi、FOMA(ハイスピード対応)、Wi-Fiに対応し、Bluetoothは3.0をサポートする。

バッテリーの容量は1,660mAhで、本体サイズは約116×59×9.9mm、重さは約115g、カラーラインナップはピンク、ホワイトの2色展開だ。

AQUOS PHONE si SH-01E(ホワイト)

UIについては、シャープの最新機種で採用がはじまった独自のUI「Feel UX」を採用している。Feel UXはAndroidの標準UI、一般的なものと比較すると、やや独自色があるため、他社製Android端末からの移行の際には戸惑いがあるものの、時間とともに慣れてくる。

また、おなじみの覗き見防止機能「カラーベールビュー」、電話帳関連のアプリを起動する際にロックをかける「アプリ起動制限」、省エネ技術「エコ技」なども搭載する。シャープ製AV機器との連携機能「SmartFamilink」にも対応する。

そして最後にSH-01E Vivienne Westwoodについて紹介したい。

まずこの端末は30,000台の限定モデルになる。Vivienne Westwoodとのコラボレーションによって、独自のデザインが施されている。ブランドの代表的モチーフである「オーブ」を大胆にカモフラージュで表現し、奥行き感のある重ね塗装がされている。カラーラインナップはこのオーブカモフラージュ1色の展開だ。

ベースはSH-01Eなので、ハードウェア仕様、機能面では基本的に同じだ。

だが、きせかえツールや壁紙など、コンテンツ面ではコラボレーションモデルならではの仕様になっている。Vivienne Westwoodのアイテムから人気のモチーフを厳選し、画面のなかでその世界観を楽しむことができる。

さらに、パッケージには限定デザインの個装箱がつく。

SH-01E Vivienne Westwood

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/AQUOS PHONE si SH-01E
NTTドコモ/SH-01E Vivienne Westwood

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