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無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」に「for ドコモ」の新製品が登場。Androidスマートフォンと楽々セットアップ

アイファイジャパンは10日、無線LAN(Wi-Fi)機能を内蔵したSDカード「Eye-Fi」シリーズにおける新商品を発表した。今回発表された商品は、2月に提携したNTTドコモとの協力から生まれたもので、「Eye-Fi Mobile X2 4GB for ドコモ」だ。価格はオープンだが、想定実売価格は5,980円程度になるとみられている。

この商品はNTTドコモの販売チャネルにおいて13日から販売が開始される。

同社は昨年、デジタルカメラにセットしたEye-FiからスマートフォンへWi-Fiを介して直接画像を転送することを可能にする機能「ダイレクトモード」を発表したが、初期設定にはパソコンが必須となっていた。しかし、同社は多くのスマートフォンユーザーにEye-Fiを利用してもらうため、パソコンなしで設定できるように新機能「スマホかんたん設定」を開発した。

スマホかんたん設定では、はじめにGoogle Play(旧名Android Market)からEye-Fi Androidアプリをダウンロードし、Eye-Fiカードに同梱されるスタートカードに記載された10桁の認証キーを入力し、メールアドレスとパスワードを入力すれば設定が完了する。パソコンの必要はなく、スマートフォンのみで設定できるので、より多くのスマートフォンユーザーにEye-Fiカードの便利さを提供する事が可能となった。

この設定が完了すれば、Eye-Fiカードとスマートフォンがペアリングされた状態となり、デジタルカメラにセットしたEye-Fiカードから即座にスマートフォンへ画像を転送することができる。



なお、アイファイジャパンの親会社であるEye-Fi IncはNTTドコモからの出資を受け、戦略的パートナーシップを構築し、流通網の拡大などのモバイル分野での連携ができたことで今回の製品が実現した。

気になるNTTドコモ以外の通信キャリア向けのAndroidスマートフォンでの利用に関しては、Eye-Fi Androidアプリの対応機種であれば、特に問題なく使用できる。ただし、Android 2.2以降のOSが搭載された端末である必要はある。

【情報元、参考リンク】
アイファイジャパン/プレスリリース

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