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ソニーブランドのXperia「Xperia ion」が正式発表。シリーズ初のLTE対応スマートフォン

ソニーは9日(米国時間。日本時間では10日)、米ラスベガスで開催される家電見本市「2012 International CES」で行ったプレスカンファレンスにおいて「Xperia」シリーズの最新スマートフォン4機種を発表した。その中の1機種がXperiaシリーズ初となる次世代通信規格「LTE」に対応した「Xperia ion」だ。

また、Xperia ionはソニー・エリクソンの買収を決めたソニーブランドのスマートフォンでもあり、端末に掲載されるロゴも従来の「Sony Ericsson」ではなく「SONY」になる。ソニー・エリクソン自体は「Sony Mobile Communications」に社名変更される予定だ。

米通信事業者AT&Tから、今春リリース予定。

主な仕様は同日発表された「Xperia NX SO-02D」、「Xperia acro HD SO-03D」「Xperia S」と共通する部分もありつつ、異なる部分もある。OSはAndroid 2.3で、プロセッサは米Qualcomm製Snapdragon S3(デュアルコア1.5GHz)で、内蔵メモリは1GB RAM、ストレージ容量は16GBで、ディスプレイは約4.6インチのHD液晶。解像度は1280×720だ。

カメラは2011年以降のXperiaシリーズでお馴染みのソニー製裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用したメインカメラと、前面サブカメラの2基構成となる。メインカメラはExmor R for mobileの性能により、暗い場所でも明るく美しい映像を撮影することが可能だ。さらに、1080pのフルHD動画の撮影もできる。前面サブカメラでも720pのHD動画の撮影が可能。

そしてXperia NX、Xperia acro HD等と同様にHDMI出力にも対応しているので、Xperia ionで撮影した動画や写真を大画面テレビなどで楽しむこともできる。

メインカメラの有効画素数は約1210万画素、サブカメラは約130万画素だ。

他にはDLNA機能、ANT+、Bluetooth(2.1+EDR)、近距離無線通信「NFC」(Near Field Communication)などに対応する。さらに、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「PlayStation Certified」の認証端末のため、同認証を取得したAndroid端末向けの「PlayStation Store」で配信中のゲームコンテンツを遊ぶことも可能だ。

端末のサイズは約133×68×10.8mmで、重さは約144g。カラーはBlackだけの1色展開。

下に掲載した動画は公式の紹介動画。


【情報元、参考リンク】
ソニー・エリクソン/プレスリリース
ソニー・エリクソン公式ブログ/First impressions of Xperia ion

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