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ソニーブランドの次世代スマートフォン「Xperia S」が正式発表。Xperia NXTシリーズの第1弾モデル

ソニーは米国時間9日(日本時間10日)、米ラスベガスでプレスカンファレンスを開催し、Android(アンドロイド)搭載スマートフォン「Xperia」シリーズの最新機種4モデルを発表した。「Xperia NX SO-02D」「Xperia acro HD SO-03D」「Xperia ion」、そして「Xperia S」だ。

Xperia Sはソニーの次世代スマートフォン「Xperia NXT」シリーズの第1弾モデルとして2012年第1四半期(1月~3月)に世界でリリースされる予定。さらに、リリース時はAndroid 2.3搭載で販売されるものの、2012年第2四半期(4月~6月)を目途にAndroid 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)へのアップデートの提供も予定されている。

同社が同日発表した残りの3機種と同様に、Xperia Sもハイスペック端末となっている。また、国内向けモデルXperia NXのベースモデルとなり、主な仕様は同じだ。

プロセッサは米Qualcomm製Snapdragon MSM8260で、デュアルコア1.5GHz駆動だ。内蔵メモリは1GB RAM、ストレージ容量は32GB、ディスプレイは約4.3インチのHD Reality Displayで、解像度は1280×720。もちろん他機種と同じく、「Mobile BRAVIA Engine」も搭載されている。

カメラも他機種と同様に前面と背面に1基ずつの構成。前面のサブカメラは有効画素数約130万画素で、720pのHD動画の撮影にも対応する。背面メインカメラは有効画素数約1210万画素のソニー製裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用し、高精細な映像をうす暗い場所などでも撮影できる。

さらに、Xperia ionと同じく、近距離無線通信技術「NFC」(Near Field Communication)をサポートする。NFC搭載機は2012年に一気に増える見込みで、Xperiaシリーズも対応してきた。

ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation Certified」の認証を取得しているので、「PlayStation Store」から対応ゲームを入手して遊ぶこともできる。

端末のサイズは約128×64×10.6mmで、重さは約144g。カラーラインナップはBlackとWhiteの2色展開となっている。冒頭で述べたように、Xperia Sはソニーブランドからリリースされるので、端末に表示されるロゴも「SONY」だ。ソニーは英ソニー・エリクソンを買収し、同社を「Sony Mobile Communications」に社名変更する予定。



下に公式のデモ動画を掲載。


【情報元、参考リンク】
ソニー・エリクソン/プレスリリース

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