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【CES取材レポート】 Androidタブレットが未来のリビングを支配する?

DLNAは、大雑把に言えばDLNAメディアサーバー(DMS)のメディアをクライアントデバイス(DMP、DMR)でストリーミング再生できる規格で、最近ではほとんどの日本のテレビ、ブルーレイレコーダーにも搭載されている。

このDLNAは世界的な規格なのでCES(米ラスベガスで10日から開催された家電見本市)にもブースを出している。DLNAブースではリビングのようなショールームで実際にDLNAを使っているデモをしたり、さまざまな機材を展示したりしている。

左:DLNAブース、右:リビング環境を再現するようなデモルーム内。

DMCとして使われているのはタブレット「Motorola XOOM」やAndroidスマートフォンたち。

日本のアイ・オー・データなど、お馴染みの機材も並んでいる。

HTC EVO Design 4G

北米で販売されているほとんどすべての最新ブルーレイプレイヤーはDLNAに対応している。
写真はシャープのもの。

DLNAには前述のものに加えてデジタルメディアコントローラ(DMC)という規格がある。これはDMSに保存しているメディアをDMR(デジタルメディアレンダラー)で再生するコントロールをするというもの。複数のDMSやDMRがある環境で、サーバーのメディアをこのDMRデバイスで再生する指定ができる。

DLNAブースで、このDMCとしてデモされていたのはDMC専用機材ではなく、DLNAアプリをインストールしたAndroid端末だった。使われていた機材はDLNA認定アプリ「Skifta」をインストールしたMotorola MobilityのXOOM、HTCのEVO Design 4Gなどのスマートフォンだった。

DMCとして主にデモに使われていたXOOM

DLNA認証アプリSkifta。使いやすく安定している。

画面の大きなXOOMでは、デバイスを選択したり、再生メディアを選択するのが楽でいい。いつもながら、タブレットはゆったりと楽に使いたいリビングでの使用に向いている。

未来のリビング環境を制圧するのはAndroidタブレットかも知れない。

(記事:一条真人

【情報元、参考リンク】
DLNA

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