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ソニー・エリクソン、新社名は「ソニーモバイルコミュニケーションズ」へ。新会社ではソニーブランドでスマートフォンをリリース

Xperia ionには「SONY」のロゴを表示
ソニーは10日、米国時間9日に米ラスベガスで開催したプレスカンファレンスにて発表した内容をプレスリリースの形で改めて報告した。その中で、同社は昨年10月に合意した英ソニー・エリクソンを100%子会社とすることに関する続報にも触れている。

ソニー・エリクソンはスウェーデンの通信機器メーカーであるエリクソンとソニーによる合弁会社だが、ソニーがエリクソンの保有株式を全て取得して連結対象となる100%子会社にすることが昨年10月に発表された。

ソニーはエリクソンの保有する株を10億5,000万ユーロの現金で支払う。

このことにより、将来はソニー・エリクソンの製品も「ソニー」ブランドで展開されるものと見られてきたが、実際にそうなることが明らかになった。ソニー・エリクソンの社名は「Sony Mobile Communicationcs(ソニーモバイルコミュニケーションズ)」に変更される予定で、この新会社のスタート後はソニーモバイルコミュニケーションズから「ソニー」ブランドのスマートフォンがリリースされる。

米ラスベガスで発表されたスマートフォン4機種のうち、「Xperia S」と「Xperia ion」が「ソニー」ブランドで販売されることも既に決定済み。ただし、「Xperia NX SO-02D」と「Xperia acro HD SO-03D」は「ソニー・エリクソン」ブランドのままリリースされる。

ソニーはタブレットも含めたスマートフォンなどのモバイル機器について、外出先で楽しんでいたコンテンツを帰宅後にリビングの液晶テレビで引き続き利用するなど、ソニーの他機器との連協強化も目指していく。

なお、ソニー・エリクソンの完全子会社化については、この件の実行に関する機関決定はすでに行われており、取引も必要とされる政府当局または監督官庁の承認を得た上で行われる予定となっている。

【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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