参考画像:iPhone 4S |
iPhoneは2008年以来、今秋まで国内の通信事業者ではソフトバンクモバイル一社が扱ってきたが、現在はKDDI(au)も販売を開始し、二社の体制へと移行した。しかし、iPadはいまだにソフトバンクモバイル一社が販売している。
この状況が2012年にさらに大きく変わるようだ。報道された内容が現実のものとなった場合、来年夏にはiPadの次期モデルを少なくともドコモとソフトバンクが扱うことになる。さらに、ソフトバンクが扱う製品の詳細は不明としても、ドコモが販売するモデルはXi(LTE)に対応する。既存のiPadユーザーにとっても非常に魅力的な選択肢になる可能性が高い。
さらに、日経ビジネスによれば、来年秋までにXi(LTE)に対応した次期iPhoneがドコモからリリースされる予定ということだ。この機種もドコモのネットワーク、そして何よりXiによる高速データ通信が利用できる魅力は大きい。
報道では、複数の関係者からの証言として、11月中旬にドコモの代表取締役社長、山田隆持氏と辻村清行副社長が訪米し、Apple本社でCEOのティム・クック氏と会談したとされる。その場で次期iPhoneと次期iPadの販売に基本合意し、販売数量などの細かい条件についての交渉を本格的に始めたようだ。
iPhone及びiPadの次期モデルについては、すでに海外メディアを中心にスペックに関する話題が飛びかっている。しかし、リリースされるとしてもまだ先の話であり、それらの噂がどこまで正確なのかは分からない。実際には発売直前の正式発表を待つほかない。
だが、今回の報道により次期iPhone、次期iPadに関する話題がこれまで以上に国内でも注目を集めることは確かだろう。
【情報元、参考リンク】
日経ビジネス