NTTドコモは2日、2011年度第2四半期(7月~9月)の決算説明会を開催し、当四半期及び上期の業績、事業概況及び今後の取り組みについて明らかにした。その中で、同社が昨年末より提供開始した次世代通信サービス「Xi(クロッシィ)」に関する現状と今後の計画も言及された。
まず、2011年度上期のデータ通信端末の販売台数は76万台。うち、Xiの割合は約6割となっている。Xiの契約数は9月末の時点で39万件。今年度通期での見込みは130万契約。依然としてNTTドコモ全体で見た場合には少ない数だが、2015年度には3,000万契約となることを目指している。
それには今冬から投入されるXi対応スマートフォンの販売が鍵を握る。同社は11月以降から来年初頭にかけて「GALAXY SⅡ LTE SC-03D」、「ARROWS X LTE F-05D」「Optimus LTE L-01D」「MEDIAS LTE N-04D」をリリースする予定。Xi対応端末が一気に増え始めるので、今後は契約数の伸びも大きくなるかもしれない。
特にXi対応スマートフォン向けの料金プランがそれなりに魅力的な点も大きい。2年間の契約となる「タイプXi にねん」(月額780円)と通話料割引サービス「Xiカケ・ホーダイ」(月額700円)を組み合わせた「Xiトーク24」を利用すれば、月額1,480円でドコモ相手の国内音声通話が24時間無料となるからだ。
加えて、パケット定額サービスも2012年4月30日まではキャンペーン期間としておトクに利用できるので、契約数が予想通りもしくは予想以上に増える可能性が十分に考えられる。
また、Xiの現在の速度は一部の対応屋内で下り最大75Mbps、屋外で37.5Mbpsというものだが、2012年度中(後半の予定)には100Mbpsへの引き上げが開始される予定。それと並行し、Xiの対応エリアの拡大も進み、2014年度末までには人口カバー率が約98%に達する見込みだ。基地局数も約50,000になる。
ドコモはこの計画を滞りなく進めるべく、2010年度~2012年度までのXi設備投資額を3,000億円から3,300億円に上乗せする。2013年度から2015年度の投資額は約5,500億円が予定されているので、合計で約8,800億円となる。
2011年度末での人口カバー率は約25%の見込みのため、今年は対象エリア外の方が多いと思うが、2012年度末には人口カバー率が約60%になる予定なので、来年度には使える方も増えてくるはずだ。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/2011年度第2四半期決算説明資料(PDF)
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