非接触での決済機能を実現するために携帯電話やICカードに採用されている、13.56MHz帯の周波数を利用した近距離無線通信規格NFCには、主に日本やアジアで普及しているFeliCaのほか、欧米を中心に利用されているType A/Type Bがある。今回の商品はこの3つの規格をサポートし、1つのチップで国内外の様々なサービスへ対応することができる。
また、リーダー/ライター機能が搭載されていることで、NFCタグを埋め込まれたポスターなどからの情報取得や端末間での通信、BluetoothやWi-Fiなどの認証機能としての使用も可能となる。
ソニーは本商品を日本の携帯電話向けに国内外のスマートフォンメーカーへ広く販売していく。日本市場に関しては、FeliCaが広く普及済みのため、マルチ対応したチップの需要は大きいはずだ。
CXD2235AGGを使ったスマートフォンの構成例 |
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ソニー/プレスリリース