NTTドコモは8日、都内で新商品発表会を開催し、LTE規格の次世代通信サービスXi(クロッシィ)に対応したAndroid(アンドロイド)タブレット「GALAXY Tab 10.1 LTE」(SC-01D)を発表した。昨秋リリースされた韓国サムスン電子製タブレット「GALAXY Tab」のシリーズ機だが、GALAXY Tab 10.1 LTEは解像度1280×800の10.1インチ液晶ディスプレイを搭載する。
GALAXY Tab 10.1 LTEは薄く軽量である点が魅力の端末。サイズは約257×175×8.6mmで、重さは約565g。特に9mmを切る薄さは、表面積が大きいこともあり、体感的にも非常に薄くペラペラだと感じるほどだ。
端末の主な仕様は、OSがAndroid 3.2、プロセッサは米Qualcomm製Snapdragon APQ8060 1.5GHzデュアルコア、内蔵ストレージ容量は16GBで、microSD/microSDHCカードスロットは搭載されていない。しかし、ドックコネクタにSDカードアダプタをつけることで、SDカードを利用することはできる。さらに、ドックコネクタにはUSBアダプタ(オプション)をつけることもできる。Android 3.2からUSB接続機器がサポートされるようになったため、GALAXY Tab 10.1 LTEでも、アダプタを介してUSBマウスやキーボードなどを使うことができる。
ネットワークはGSM、3G(下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsをサポート)、Xi、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth(3.0+EDR)をサポートする。テザリングにも対応するので、GALAXY Tab 10.1 LTEを利用してWi-Fi機器をインターネットに接続することが可能だ。
カメラは背面に有効画素数約300万画素、前面に約200万画素のものを採用する。
フィーチャーフォンや国内メーカー製スマートフォンにおいて定番の機能である、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信には非対応。しかし、エリアメールは利用できるので緊急地震速報を得ることも可能だ。
内蔵バッテリーの容量は7000mAhで、カラーラインナップはピュアホワイト1色の展開。
10月上旬以降に発売予定。
*発表会場で展示された端末の写真、動画などは後ほど公開予定。
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