TK-FBP018シリーズとTK-FBP019Eシリーズにはいくつかの違いがあるので、それを確認していきたい。
Bluetooth接続タイプのキーボードはスマートフォン、タブレット、パソコンなどとの接続の際のプロファイルに「HID」を利用するのが一般的だ。しかし、米Appleの「iPhone」や「iPad」と異なり、Androidスマートフォンの場合は「HID」をサポートしていない機種も多い。そこでエレコムは「SPP」というプロファイルでも利用できるキーボードを販売しており、今回の2モデルでいえば、TK-FBP018シリーズがそれに該当する。TK-FBP018シリーズはHIDとSPP、2種類のモードで利用することが可能だ。一方のTK-FBP019EはHIDのみをサポートする。
Xperia arc、Xperia acroなどのスマートフォンで利用するにはTK-FBP018シリーズを選ぶ、ということになる。Androidスマートフォンを利用している方は、自分の端末がHIDプロファイルをサポートしているか、まずは確認する必要がある。基本的にSPPよりもHIDの方が手軽に接続し、快適に利用することができる。
また、TK-FBP018シリーズは日本語配列のキーボード、TK-FBP019Eシリーズは英語配列を採用したキーボードという違いがある。
これらの違いによって価格も異なり、TK-FBP018シリーズは17,955円、TK-FBP019Eシリーズは11,235円となっている。カラーによる価格差はない。しかし実売価格はずっと下がり、Amazon.co.jpでは前者が12,801円、後者が7,980円で販売されている。
そのほかの仕様は基本的に両シリーズ共通。キータイプは「パンタグラフ方式」で、電源は単4形乾電池2本、アルカリ乾電池使用時の使用時間は約3か月(HIDプロファイルモード使用時)、キーピッチは18mm、キーストロークは2.3mm、Bluetoothの規格は2.0 Class 2、筐体のサイズは折り畳み時が約146.2×99.3×19.5mm、オープン時が約285.1×99.3×15.5mm、重さは電池を含まない状態で約165gだ。
製品には収納ケースと、アルカリ乾電池2本が同梱される。
また、キーボードには引き出し可能なスタンドが収納されている。このスタンドにスマートフォンを立てかけることができる。
それぞれ発売日は7月29日の予定。
下にAmazon.co.jpの商品リンクを掲載。
TK-FBP018シリーズ。左からブラック、ホワイト、ピンク。
【情報元、参考リンク】
エレコム/プレスリリース