左:BF-01C、右:L-09C
一方、L-09CはBF-01Cよりも手頃なモデルになり、モバイルWi-Fiルーター機能に特化している。両者から選択する際は価格、機能、デザインなどで比較することになると思うが、より単純なWi-Fiルーターでよいという方はL-09Cで十分だろう。デザインはBF-01Cと比べると縦に長く、外観だけではモバイルWi-Fiルーターには見えにくい。このスタイリッシュなデザインも特徴だ。ネットワークはXi、FOMAに対応し、最大10台までのWi-Fi機器を同時接続可能。
それぞれの連続動作時間はBF-01Cが3Gの場合に6時間、Xiが約4時間、L-09Cが3Gの場合に約8時間、Xiが約6時間。それぞれ重さはBF-01Cが約130g、L-09Cが約156g。これらのことから想像できるように、内蔵バッテリー容量はL-09Cの方が大きい。L-09Cは2,700mAhのバッテリーを積む。連続待受時間はBF-01Cが約30時間で、L-09Cが約35時間。
L-09Cは基本的にWi-Fiルーター機能しかもたないので紹介はこの程度に止めるが、BF-01Cは前述したように付加機能が搭載されている。
ストレージを内蔵し、これを利用してコンテンツの自動ダウンロード、アップロードが可能だ。また、保存されたデータを、LAN側に接続した端末からデータアクセス可能とする簡易NAS機能を搭載する。加えて、内蔵ストレージに保存された画像や動画ファイルをDLNA対応機にて再生可能とするメディアサーバー機能も備える。
バッファロー製Wi-Fi機器にはお馴染みの簡単接続機能「AOSS」もサポート。無線LANの親機と子機のAOSSボタンを押すだけで手軽にWi-Fi接続ができるので、初心者などにも優しい。Androidスマートフォン向けのAOSSアプリにも対応する。
XiはLTE規格の次世代通信サービスで、受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの速度で利用できる。Xiエリア内の一部の室内施設では受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsが可能。
UPDATE
BF-01CとL-09Cを写真と動画でチェックする記事を新たに公開しました。下記リンクからどうぞ。
Xi対応モバイルWi-Fiルーター「BF-01C」と「L-09C」を写真と動画でチェック
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース