参加企業
スタート時の参加企業は通信事業者がVerizon Wireless、Sprint Nextel、T-Mobile、Vodafone、AT&T、端末メーカーはHTC、サムスン電子、ソニー・エリクソン、LGエレクトロニクス、Motorola Mobility。
Android搭載端末の場合、OSのアップデート対応は通信事業者、メーカーによって異なるのが現状。ある端末は1.6のまま、別の端末は1.6から2.1へアップデート、また別の端末はさらに2.3へアップデートされるなど、まちまちで、ユーザーとしてアップデートに関する不透明感は不満の声としても上がっていた。アプリ開発者にとってもターゲットとした端末のOSがどこまでアップデートされるのかわからない、という状況は決してよいものではない。
今回のガイドライン策定により、これらの問題はある程度軽減される。
ただし、具体的にどれほど迅速に、もしくはどれくらいの期間後に最新のバージョンがユーザーに提供されるか、という点は不明。あくまでも18ヶ月間に関してはアップデート対応が保証されるという話で、機種によっても参加メーカーによっても、また通信事業者によっても同じバージョンでも提供時期に差は生じるはずだ。
とはいえ、以前よりもアップデート問題に関して改善されることは間違いなさそうだ。今後、参加企業が各国で広がってくれば、これまで以上に安心してAndroid端末を買えるようになるかもしれない。
【情報元、参考リンク】
Google I/O 2011