韓国サムスン電子は、Android搭載タブレット「GALAXY Tab(ギャラクシー・タブ)」に対するAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)へのアップデートを準備しているようだ。DDaily.co.krが14日に伝えた。
報道によれば、サムスン電子の関係者はGALAXY Tabへのアップデートを、Androidスマートフォン「GALAXY S」などに続いて行う予定だという。同社が自社製品に対してAndroid 2.3へのアップデートを行うのは今回が初となるが、まずはGALAXY S、続いて「GALAXY K」「GALAXY U」「GALAXY A」に対して行う模様。これらのアップデートの開始を5月までに終え、6月中にはGALAXY Tabの番ということになるようだ。
GALAXY Tabは国内でもNTTドコモから昨秋販売されたタブレットで、ディスプレイサイズは7インチ。搭載OSはAndroid 2.2(開発コード「Froyo」)で、当初は手頃なサイズで持ち運びしやすく、スマートフォンよりも大きなディスプレイで快適にインターネットを楽しむことのできる端末として注目を集めた。
しかし、2011年に入り、米Googleが開発したタブレット向けOS「Android 3.0」(開発コード「Honeycomb」)が登場すると、やや影が薄くなった印象だ。そこで、気になるのはGALAXY TabへのHoneycombの提供だが、これは現時点では未定ということだ。Honeycombに関してはGoogleがコードの公開を行っておらず、台湾HTCなどもタブレット端末へのアップデート提供の意向はありつつも、結果的にはどうなるかわからない、としている。サムスン電子も検討中とのことだが、Googleが公開しない限り対応のしようがないようで、関係者は「じっと待ち続けることはできないため、まずはGingerbreadを提供することにした」と述べているようだ。
国内ユーザーがAndroid 2.3へのアップデートを受け取れるかどうかはNTTドコモからの発表待ちとなるだろう。
【情報元、参考リンク】
Ddaily.co.kr
MoCell/GalaxyTabのAndroid 2.3(Gingerbread)のアップデートを計画中
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