米通信事業者Sprint Nextelは米国時間22日、7インチのAndroidタブレット「HTC EVO View 4G」を発表した。HTC EVO View 4Gは「EVO」の名を冠することから想像できるように、WiMAXに対応し、高速データ通信が可能なモデル。さらにHTC製タブレットならではの機能としてスタイラスを使っての手書き入力機能「HTC Scribe」にも対応している。搭載されるOSはAndrod 2.3(開発コード「Gingerbread」)と、一般にスマートフォン向けのバージョンとされるものだが、HTCは独自UI「HTC Sense」に手を加え、タブレット向けにカスタマイズしている。また、映画などの動画コンテンツの購入やレンタルが可能な「Blockbuster On Demand」がプリインストールされている。
Sprint Nextelはこの日、スマートフォン「HTC EVO 3D」と「HTC EVO View 4G」、2つのEVOシリーズ機種を発表した。HTC EVO 3Dについてはこちらの記事で紹介しているので参照して欲しい。
HTC EVO View 4Gの対応ネットワークは前述したWiMAXとCDMA2000。モバイルホットスポット機能(テザリング)もサポートしており、Wi-Fi機器をHTC EVO View 4G経由でインターネットに接続することが可能。ディスプレイサイズは7インチで解像度は1,024×600。CPUはQualcomm Snapdragon 1.5GHz(シングルコア)で、内蔵メモリは1GB RAM、ストレージ容量は32GB。外部メモリとしてmicroSDカードスロットを装備。十分ハイスペックモデルと言えるハードウェア構成だ。カメラは背面に5メガピクセルのメインカメラを装備し、前面には1.3メガピクセルのインカメラ。
その他、Bluetoothは3.0、Wi-FiはIEEE802.11b/g/nをサポートし、映像面ではHDMI出力とDLNA機能に対応する。内蔵バッテリー容量は4,000mAhで、筐体サイズは195.4×112.5×13.2mm、重さは約422g。
発売時期は今夏の予定。
【情報元、参考リンク】
Sprint Nextel/プレスリリース
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