Googleは被災者及びその家族や友人などの安否を調べることのできるツール「Google Person Finder(グーグル・パーソンファインダー)」の機能拡充を図ったことを17日に発表した。
パーソンファインダーは氏名ベースの安否確認データベースで、パソコンや携帯電話などの端末のウェブブラウザからアクセスし、目的の人物の氏名の一部もしくは全部を入力することでその方の安否を確認したり、状態を登録することができる。日本語以外にも英語、韓国語、中国語、ポルトガル語、スペイン語に対応しているため、海外の方が利用することも可能。
同社はパーソンファインダーを東北地方太平洋沖地震が発生した11日から提供しており、18日時点で約32万6300件のデータが登録されている。
16日にはNHKとの連携も発表され、NHKの「安否情報ダイヤル」に寄せられた情報も検索できるようになった。さらに17日夜、Googleは携帯電話各社が提供している「災害用伝言板」の情報も扱えるようにした。携帯電話の番号を入力して検索すると、携帯電話各社の災害用伝言板に登録されている情報を閲覧することもできる。
横断検索できる携帯電話会社のデータはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコムの計5社。
これにより、情報を探したい場合には最初にパーソンファインダーで調べるのが最も効率的という状況になってきたと言えるだろう。パーソンファインダーはAndroid及びiPhoneなどのスマートフォンのウェブブラウザから利用することも可能だ。
【情報元、参考リンク】
Google Person Finder
Google 日本ブログ/より多くの情報がパーソンファインダー (消息情報)で検索できるようになりました
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