Xperia arcはすでに海外で正式に発表されていることもあり、端末自体の特徴は広く知れ渡っている。しかし、NTTドコモ向けの仕様、カラーラインナップなど、詳しい情報は24日の発表待ちという状況だ。しかし、パンフレットからある程度の情報が見えてきた。
まず、型番は「SO-01C」。名称は海外モデルと同様「Xperia arc」。発売時期は事前の情報通り3月以降とされている。実際には3月中にリリースされる見込み。
搭載OSはAndroid 2.3、最薄部8.7mmのエレガントなデザインが魅力の一つだ。そして、Xperia arcの最大の特徴は映像面にある。ディスプレイは4.2インチの「Reality Display」。解像度は854×480。外でも明るく見える高精彩液晶を採用している。さらに、モバイルブラビアエンジンの効果で、動画をくっきりと鮮やかな映像として視聴することが可能だ。また、HDMI出力とDLNAをサポートすることで、映像をハイビジョンテレビなどに出力して楽しむことができる(HDMIケーブルは別売り)。
カメラも「Xperia SO-01B」から大きく強化されている。有効画素数は810万画素だが、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」が採用され、高感度、低ノイズで美しい写真を撮影できるようになった。特に室内など暗い場所での写真撮影が大きく向上し、実用性が増す。
そのほか、FMラジオ機能が搭載されている点も嬉しいところだろう。FM再生中に楽曲情報を入手し、そこからmora touchで購入に移ることなどもできる。
端末のサイズは約125×63×10.9mm(最薄部:約8.7mm)、重さは約118g。カラーラインナップはミッドナイトブルー、ミスティーシルバー、サクラピンクの3色。
24日の詳細発表を待ちたい。
なお、下に掲載したのは海外版モデルの主なスペック。
- OS:Android 2.3(Gingerbread)
- CPU:Qualcomm MSM8255 1GHz
- 内蔵メモリ:512MB
- 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大32GB)(8GBのカード同梱)
- ディスプレイ:4.2インチ液晶(解像度:854×480)、マルチタッチ対応
- カメラ:8.1メガピクセルカメラ、720p動画撮影対応、裏面照射型CMOSセンサ Exmor R採用、オートフォーカス、LEDフラッシュ搭載
- FMラジオ搭載
- GPS/aGPS搭載
- HDMI出力搭載
- Bluetooth:2.1+EDR
- DLNA対応
- Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
- バッテリー容量:1,500mAh
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