KDDIは28日、米Googleが運営するAndroidアプリストア「Android Market(Androidマーケット)」上の有料アプリの支払いを「auかんたん決済」で行うことができるサービスを3月31日以降に提供すると発表した。すなわち、Android Market上の有料コンテンツに対するキャリア課金サービスの導入ということになる。ユーザーはAndroid Market上の有料アプリを月々の携帯電話料金と一緒に支払うことができ、利便性が高まる。ただし、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの同サービスと同様に、対象コンテンツはAndroid Market上で日本円で価格設定されているアプリのみとなる。
対象機種は「IS03」「REGZA Phone IS04」「IS05」「htc EVO WiMAX ISW11HT」。「IS01」と「SIRIUSα IS06」の対応は現在検討中とのことで、不透明だ。また、4月上旬発売予定のタブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」は対象外になる。
利用にあたっては特に申し込み等必要なく、対象アプリを購入する際に、支払い方法の選択で「auのアカウントに請求」を選べばいいだけだ。この際、セキュリティパスワード(初期値は、au携帯電話契約時に設定した暗証番号と同一)の入力も必要になる。
ただし、利用にあたっては月間の利用限度額が設定されているので注意して欲しい。
20歳未満の方でau契約期間が3ヶ月以下の場合は5,000円、4ヶ月以上の方は10,000円。20歳以上で契約期間3ヶ月以下の場合も同様に5,000円、4ヶ月以上も同じく10,000円。加えて、20歳以上の方で契約期間が37ヶ月以上の場合は30,000円まで上限が上がる。法人の場合はau契約日当日が5,000円、契約翌日以降が30,000円となる。
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