米Googleは現地時間2日、マウンテンビューの本社で開催したAndroid 3.0及びAndroidエコシステムに関するプレスカンファレンスの中で、アプリ内課金システム「In-app Billing」を発表し、デモを披露した。合わせて、開発者向けに「In-app Billing API」の提供を開始、ドキュメントも公開した。ドキュメントはこちらのリンク先から確認できる。また、サンプルコードもリリースされている。
アプリ内課金、In-app Billingは今四半期中にリリース予定とされていた為、この日のイベントで発表されるとの噂もあったが、実際に披露され、デモまで行われている。しかも、前述したようにサンプルコード、ドキュメント、APIの提供が始まったため、アプリデベロッパーは機能の学習、組み込み準備に掛かることが可能だ。ただし、一般ユーザーが実際にアプリ内課金システムを利用できるようになるのはまだ先のことで、今四半期末までに実施される予定。
このシステムを組み込むことで、そのアプリは内部課金に対応することが可能になる。
例えばゲームなどで一部のアイテムを有料にし、それに課金させることができる。ユーザーはアプリ内で該当のアイテムを選択し、購入手順に進むと、通常のAndroid Marketでの有料アプリ購入手順と同様のステップで有料アイテムを入手できる。購入確認画面で金額を確認、支払い方法を選択し、購入を実行する。
In-app Billingシステムの利用には特別な手続きは必要なく、デベロッパーは手軽に組み込むことができるようだ。
収益分配については通常の有料アプリ販売と同じく、デベロッパー(もしくはパブリッシャー)側の取り分は7割になる。アプリ内課金システムが実際に稼動し、搭載アプリの普及が始まれば、Androidのアプリ市場もより活気付くことになると期待されており、Googleもそれを目的に投入している。
UPDATE
細かい文言を修正。
【情報元、参考リンク】
Android Developers/Adding In-app Billing to Your Applications
Android Developers Blog/New Merchandising and Billing Features on Android Market
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