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Google、Android 2.3(Ginerbread)と3.0(Honeycomb)を次期アップデートで統合へ。今夏登場か?

Photo: TheCulinaryGeek.
米Googleは主にスマートフォン向けに提供しているAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」。正確には2.4なども含めた2.x系統)とタブレットに最適化されたAndroid 3.0(開発コード「Honeycomb」。こちらも3.x系統)を統合する意向を持っていることを明らかにした。同社のCEO、Eric Schmidt氏が15日、スペイン・バルセロナで開催中の無線業界最大の見本市「Mobile World Congress 2011」の基調講演の中で言及した。とはいえ、この件は1月にTechRadarがAndroidの開発に携わるエンジニア、Dave Burke氏へインタビューした際に得られた回答の再確認でもある。

Androidは2.3までは基本的に同じUI、コンセプトをキープしてきたが、3.0で大幅に刷新された。ディスプレイサイズ及び解像度の大きなタブレット向けに最適化されたもので、2.3までとは一線を画すUIに仕上がっている。そのため、当面はAndroid 3.x系統はタブレット向け、Android 2.xはスマートフォン向けという位置づけだ。

先月TechRadarのインタビューに答えたBurke氏も当面は2系統のOSが走ることを認めつつ、いずれかのタイミングで統合される、と語っている。

今回、Schmidt氏も同様の見解を示した。

Schmidt氏は、次期アップデートはGingerbreadとHoneycombが統合されたものになるだろう、と述べている。さらに、それが実現するバージョンの開発コードは「I」で始まるデザートの名前だという。これは「Ice Cream」もしくは「Ice Cream Sandwitch」になる見込み。リリース時期は当初の噂通り、2011年夏頃になるようだ。しかし、5月には開発者向けイベント「Google I/O 2011」が開催される予定なので、その場で正式発表、6月か7月にリリースという可能性が高いかもしれない。

【情報元、参考リンク】
Android Central/"I" version of Android will combine features of Gingerbread and Honeycomb

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