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Lenovo、ドックに接続するとCore i5搭載Windows PCに、単独ではAndroidタブレットになる「IdeaPad U1 hybrid with LePad slate」を発表

中国Lenovo(レノボ)は現地時間4日、一風変わったコンピュータ端末を発表した。製品名は「IdeaPad U1 hybrid with LePad slate」。同社は一般公開を6日に控える米ラスベガスで開催される家電見本市「CES 2011」でこの製品を出展する。

IdeaPad U1 hybrid with LePad slateは、ディスプレイ部分を備えるタブレット本体と、キーボードを持つドックから構成される。タブレット側は「LePad」で、こちらだけでも販売される。ドックも含めたパッケージでは8,888元(約11万円)、タブレットLePadのみだと3,499元(約43,000円)になる。

発売時期は3月末までを目処、といった2011年第1四半期で、まずは中国で販売開始となる。その後、Androidの次期最新バージョン3.0(開発コード「Honeycomb」)がリリースされた後に米国を始めとする他の地域でも販売される予定だ。

ともかく変わった端末で、ドックに接続した状態ではWindows 7搭載PCとして利用できる。ドック側には米IntelのCore i5-540UM(1.2GHz)が搭載されており、このCPUで動く。オプションとしてCore i7モデルも用意される。そして、ドックからタブレット部分を外した状態では、LePadに内蔵された米Qualcomm製のSnapdragon 1.3GHzのプロセッサで駆動する。LePad側にはAndroid OSが搭載されており、Windows 7からAndroidへの切り替えはスムースに行われる。


例えば、家や職場ではドックに接続してWindows 7 PCとして使い、外出時にタブレット部分のみ取り外して、LePadをAndroid端末として使う、ということができる。LePad側の内蔵バッテリーでの連続使用時間は約8時間。ディスプレイのサイズは10.1インチ。中国での出荷時に搭載されるAndroid OSのバージョンは2.2(Froyo)。

下はAndroid情報ブログメディアPhandroidによるハンズオン動画。


【情報元、参考リンク】
Phandroid/Live Demo of the Lenovo IdeaPad U1 Hybrid Priced at $999, Available June [VIDEO]

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