Android Marketは良くも悪くもオープン性が高く、ありとあらゆるアプリが存在している。実際に危険性のあるアプリが発見されたこともあり、セキュリティソリューションを提供しているメーカー各社は対策の必要性を訴え始めている。
とはいえ、現実的に一般のユーザーが危険度の高いアプリの被害に遭う可能性はまだ低いだろう。無闇やたらと海外のよく知らないアプリを多数インストールするようなことをしない限りは、今のところは不安がるほどの状況ではない。
しかし、安全を完全に保証できるわけでもなく、TMMS for Androidのようなセキュリティツールは今後も各社から続々とリリースされるはずだ。トレンドマイクロはTMMS for Androidのリリースにあたり、次のように述べている。
「Androidはモバイル端末の業界で大きな市場シェアを維持している一方で、同OSで動作する不正プログラムが確認されるなど、今後攻撃の増加が予想されます。TMMS for Androidは、当社のTrend Micro Smart Protection Networkの技術によりAndroidを狙った攻撃を防ぎ、デジタルファイルの保護やオンラインバンキングにおける安全を確保します」
TMMS for Androidの主な特徴は次のとおり。
- Webレピュテーション技術を利用した安全なインターネット接続
- URLフィルタリング
- 悪意あるアプリケーションのダウンロードのブロック
- 不要な電話やSMSなどのテキストメッセージのブロック
アプリをインストールすると最初にメールアドレスを入力するように促される。このメールアドレスに紐付けられるアカウントで30日間無料で利用することができる。とりあえずどのようなものか確認するために入れてみてもいいだろう。
マルウェアのスキャンは手動でも行うことができるので、やってみるとどのようなものかわかる。50から100程度のアプリしか入れていない場合は端末にもよるが、スキャンは10秒から20秒程度で終わるはずだ。また、リアルタイム・スキャン機能をオンにしておけば、新しいアプリをインストールする際に自動的にスキャンが行われる。多くのアプリを頻繁にインストールする方はオンにしておく方が無難だろう。
【情報元、参考リンク】
トレンドマイクロ/プレスリリース
早速インストールしてみたが、クレジットカードで入金しないとインストールが先に進まず(メイン画面が表示されず)3.99ドル払わされてしまった。
返信削除インストール時メールアドレスを入力するが、何度入力してもエラーとなり、インストールに2時間ぐらいかかった。
返信削除コメントありがとうございます。一見進めないように見えますが、無料で30日間は試用できるようになっているようです。インストール後、数日が経過したため細かいことを思い出せませんが、私も迷ったことは覚えています。確か購入画面で端末の戻るキーを押すなどすれば、よかった気がします。メールどうのこうのも必要ありません。アクティベーションの必要なく今のところ利用できています。アプリを開くと「残り何日です」というメッセージはでますが。
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