Androidニュース&アプリ情報メディア

オンキヨー、Tegra 250搭載Androidタブレット「SlatePad」2モデルを発表

オンキヨーは27日、Androidを搭載したタブレット端末「SlatePad」を2モデル発表した。SlatePadは企業向けの導入を中心に12月末以降に販売開始となる。

OSはAndroid 2.2、プロセッサはNVIDIA Tegra 250。内蔵メモリ、ストレージ容量違いで2モデル用意される。「TA117C3」は内蔵メモリが1GB、ストレージが16GB、「TA117C1」はそれぞれ512MB、8GBになる。ディスプレイは10.1インチ、解像度は1,024×600。搭載されるバッテリーの容量は3,500mAhで、連続動作時間は6.5時間程度とされている。

オンキヨーはSlatePad用のドッキングステーションも用意する。型番は「PDS117C01」で、専用のドックコネクタを使って接続する。発売時期は2011年1月下旬以降を予定。

国内企業からも続々と登場し始めた10インチクラスのAndroidタブレットだが、オンキヨーも現時点でのハイスペック端末には必須のNVIDIA Tegra 250を採用してきた。実際、ウェブブラウジングなどは軽快に行うことができるものと見られる。その他のハードウェア構成は、Wi-FiがIEEE802.11b/g/nをサポート、タッチパネルは静電容量方式でマルチタッチ対応、USB端子は2つ備える。USB2.0 Type Aを1つ、miniUSB 2.0 Type Bを1つ、端末の左側面に設置。バッテリーの充電時間は約3時間。

サイズは267×173×14.8mmで重さは約800g。サイズは同程度のディスプレイ・サイズの他社製品と比べると同じくらい、もしくはやや大きいといったところ。重さも同様。だが、10インチクラスの製品は大抵それなりに大きく重いので、相対的な差は特に気にするレベルではないだろう。

ハードウェア・スペックは10インチのTegra搭載タブレットとしてはオーソドックス。特別な仕様はないものの、逆に言えば安心して使えそうだ。また、日本語入力には定評のアルアプリ「Simeji」がプリインストールされている。

SlatePadを購入した暁にはぜひとも欲しいアイテム、ドッキングステーションだが、これにはHDMI出力端子が用意されている。外部スクリーンへ映し出す必要性のある方や企業には必需品になりそうだ。他にもUSB2.0の端子を2つ、ヘッドホン端子などが設置されている。

端末の主なスペックは次の通り。
  • OS:Android 2.2
  • プロセッサ:NVIDIA Tegra 250 デュアルコア 1GHz
  • 内蔵メモリ:TA117C3の場合1GB RAM(400MHz DDR2 SDRAM )、TA117Cの場合は同512MB
  • 内蔵ストレージ:TA117C3の場合16GB、TA117Cの場合は同8GB
  • 外部メモリ:microSD/microSDHC
  • ディスプレイ:10.1インチTFT液晶(解像度:1024×600)
  • タッチパネル:静電容量方式、マルチタッチ対応
  • GPU:プロセッサ内蔵 ウルトラ・ロー・パワー(ULP) NVIDIA GeForce GPU
  • Wi-Fi:IEEE802.11 b/g/n
  • Bluetooth:2.1+EDR
  • カメラ:130万画素 CMOSセンサーWebカメラ
  • 加速度センサー、照度センサー搭載
  • インターフェース:USB 2.0 Type A(1つ)、miniUSB 2.0 Type B(1つ)、3.5mmヘッドホン端子(1つ)
  • 内蔵バッテリー:3.500mAh(連続動作時間:約6.5時間、充電時間:約3時間)
  • サイズ:267×173×14.8mm
  • 重さ:約800g
【情報元、参考リンク】
オンキヨー/プレスリリース(PDF)

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件