最も大きな変化は見た目だろう。一見しただけでデザインが別物に変更された。とはいえ、これまで同様グリーン、ホワイトを基調にした雰囲気は同様だ。
また、タブも変更になっている。加えて、ウィジェットと壁紙アプリを探し易くするためにこれらのカテゴリが用意される。これまではこれらのアプリもまとめてリストされていたので、探すのは容易とは言えなかったが、今後はカテゴリからよりスムースに追えるようになるだろう。さらに、アプリの紹介ページのレイアウトも変わる。従来のバージョンではインストール、アンインストールボタンはページ下部に用意されていた。しかし、新バージョンではページ上部に表示される。これは米AppleのiPhoneなどと同じようなスタイルになる。
さらに、クライアント・アプリの刷新に加えてアプリ開発者向けの改善も図られる。例えば、端末のディスプレイサイズ、解像度によるターゲッティングや、Open GLのテクスチャ圧縮フォーマットによる対象設定も可能になる。Androidは各社からスマートフォン、タブレットが多数リリースされており、ディスプレイサイズも解像度もOpen GL周りも異なる。それだけにアプリ開発者にとっては動作対象機種の絞り込み、設定も重要な要素になる。これらが改善される。さらに、配信できるapkファイルのサイズ上限が50MBに引き上げられる。Googleはこの変更によって、よりリッチなゲームアプリが登場することが期待できる、としている。
Android Marketがクライアント、デベロッパー向け仕様、ともに改善されることになる。どちらにとってもより良い状態になりそうだ。
下はAndroid Centralによるデモ動画。
【情報元、参考リンク】
Android Developer Blog/Android Market Client Update