米Googleは1日、Androidアプリ開発者向けのウェブサイトでAndroid OSのバージョン分布最新データを公開した。Androidは端末によって搭載されているOSバージョンが異なるため、各バージョンが市場に混在し、それぞれの割合は日々変化している。同社は最近では1ヵ月ごとに分布データを更新しており、今回12月1日直前2週間の情報が反映された。
最新のデータではAndroid 2.2が43.4%のシェアでトップに立ち、Android 2.1が39.6%で2位に続く。この2つのバージョンを合わせた数字は83%に達し、市場のほとんどを占めていることになる。少なくともアプリのデベロッパーは対象OSをAndroid 2.1以上に絞ってしまっても大きな問題が生じない段階に突入したと言えそうだ。
そして2.1以上が8割以上を占める一方で、Android 1.5と1.6の存在感は限りなく少なくなってきている。1.6は10.6%、1.5は6.3%。特に今回は1.6が大きく減っている。1.6は先月の時点で15%のシェアを持っていたため、減少幅は4.4%になる。1.5の場合は7.9%から6.3%への減少なので差分は少ない。
これにはソニー・エリクソン製Androidスマートフォン「Xperia X10」へのAndroid 2.1アップデートの影響もあるものと見られる。Xperia X10は世界出荷台数の詳細こそ発表されていないものの、それなりの台数が出ていることは確実。加えて、他の端末に関しても1.6から2.1へのアップデートが実施されている。さらにはAndroid 2.2搭載の新製品もリリースされ続けている。それらの影響が合わさって今回の変化に繋がったものと考えられる。
次回更新時にはAndroid 2.3(Gingerbread)が登場する見込みなので、また少し違った変化が見られるだろう。
下図はこれまでの変遷グラフ。
【情報元、参考リンク】
Google/Android Platform Versions
Android OSバージョン分布データ(2010年11月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年10月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年9月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年8月2日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年7月15日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年7月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年6月16日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年6月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年5月17日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年4月12日付)の記事
- Home-icon
- 通信サービス
- _通信サービス全般
- _ドコモ
- _au
- _ソフトバンク
- _楽天モバイル
- _UQ mobile
- _ワイモバイル
- _LINEMO
- _格安SIM/スマホ
- _WiMAX/WiMAX 2+
- 端末
- _端末全般
- _Androidスマートフォン
- _Androidタブレット
- _その他のAndroid機器
- _iPhone/iPad
- _その他の携帯電話端末
- _Wi-Fiルーター
- _ウェアラブル/IoT
- _周辺機器
- _アクセサリー
- _その他の製品
- アプリ
- _アプリ全般
- _キャンペーン情報
- _事前登録情報
- _ゲーム
- _ツール
- _エンタメ/スポーツ
- _ニュース/書籍/雑誌
- _ショッピング/グルメ
- _SNS/交流
- _ビジネス
- _カメラ/写真/動画
- _ライフスタイル
- _健康・フィットネス
- _その他のアプリ
- 取材/レビュー
- コラム
- 特集
- セール・キャンペーン情報
- 災害関連