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2011年シーズンのF1公式アプリ「F1 2011 Timing App」が早くもリリース。AndroidとiPhone向け

Soft Pauer社が開発しているF1の公式ライブタイミングアプリ「F1 2011 Timing App」が早くもリリースされた。プラットフォームはiPhone及びAndroid向け。iPhoneはApp Storeで、Android向けはAndroid Marketで「f1 2011 timing app」で検索すればヒットする。開発会社表記は「Soft Pauer」、価格はiPhone版が3,500円、Android版が2,364円(支払いはUK17.99ポンド)。2010年シーズン版と同様になぜかAndroid版の方が安い価格設定だ。とはいえ、実際には今のところはiPhone版も期間限定で割引価格の17.99ポンドで提供されている。


Androidアプリの場合は記事執筆時点であれば24時間以内(近いうちに15分以内に変更される予定)に返品が可能なため、機能を試してみることができる。しかし、今はオフなので残念ながら2011年シーズンのグランプリデータを実際にチェックすることはできない。現在確認できるのはアプリ内に用意されているデモ程度だ。

Timing Appの真髄は何と言ってもリアルタイムでのライブ情報にある。このアプリはグランプリ期間中、フリー走行、公式予選、決勝レースなどの全セッションのタイミングデータをリアルタイムで閲覧できる。しかも、ラップタイムだけに留まらず、コース図の上に各ドライバーのマークが表示され、ドライバーの位置関係までリアルタイムで把握可能だ。このコース図はバードビューで視点を変えることもでき、テレビを視聴しながら各ドライバーの詳しい位置を把握するのに最適だ。もちろん、サーキットの観戦時にも力強いサポート役になってくれるだろう。

また、セッション中はラップタイムの更新に加えて、短いコメントも閲覧できる。これによって、スマートフォンだけでもある程度状況を把握することが可能になっている。

値段が値段だけに購入を躊躇してしまう可能性があるが、とても良いアプリなのでF1ファンの方にはオススメだ。ただし、地上波での視聴がメインの方にとってはあまり意味がないので注意して欲しい。あくまでも”ライブ”という点に大きな価値があるからだ。しかし、このアプリは過去のレースのタイミングデータを後から再生することもできる。そのため、地上波を見ながら使うことも可能ではある。ただし、その場合はアプリ操作中にうっかりレース結果を見てしまわないように注意して欲しい。

なお、アプリにはドライバーやチーム情報なども入力されているが、現時点では2011年シーズンのドライバー・ラインナップが確定していないので、一部のドライバーには「TBC」の表記が付けられている。

それなりに値の張るアプリだが、筆者自身も含めてF1ファンにはオススメだ。とりあえず来シーズンの開幕戦の予選などの最中にダウンロード・インストールし、機能を試してみるのがいいかもしれない。

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