電話番号からオリジナルアバターを自動作成する不思議な電話帳アプリ「モバイルフォンスター」リリース

GAPSIS編集部 2010年11月3日

一風変わった電話帳アプリがリリースされた。「モバイルフォンスター」だ。株式会社電通と慶應義塾大学SFCにより7月に設立された共同研究クリエイティブ・ユニット「汐留イノベーションスタジオ」によるアプリ。Androidスマートフォンの電話帳に登録されている一つ一つの携帯電話番号から、オリジナルキャラクターを自動生成し、利用できるアプリだ。作成されたキャラクターは電話帳アプリで利用でき、連絡を取り合った回数などが保存する機能もある。これにより、よく連絡する相手をランキング表示することなども可能だ。

生成されるキャラクターの種類はおよそ1億通り。おそらく普通の方であれば、登録されている電話帳内でキャラクターが被ることはないだろう。それ程の数になる。

キャラクターの作り方は簡単で、電話帳アプリから友人の情報を開き、「モバイルフォンスターをつくる」というアイコンをタップするだけ。後は自動的にキャラクターが生成される。キャラクターは友人の情報に紐付けて登録され、以後はこの絵で識別することが可能になる。いちいちアバター画像を手間隙掛けて作ったり、どこかから引っ張ってきたり、写真を撮る必要がないので、手軽に識別画像を作成できる利点を得られるアプリということになる。

具体的にどういったアプリなのかは公式ウェブサイト上に設けられたお試しウェブアプリでもって確認できるので、関心のある方はサイトで試してみて欲しい。下はウェブアプリの例。Twitterアカウントを入力すると、それを元にキャラクターが自動生成される。当サイトのTwitterアカウント「GaApps」君は何とも言えないちょっと微妙な感じのキャラクターになった。でも、「子供と動物に好かれる」のは良しとしよう！　とはいえ「ばかり」というのは少々寂しいが……。