米Googleは1日、Android開発者向けのウェブサイトで公開している、Android OSのバージョン分布最新データを更新した。同社は以前は2週間置きにデータの更新を行ってきたが、ここ最近は1ヶ月間のインターバルが設けられるようになっている。今後もこの頻度でのアップデートになりそうだ。今回のデータによれば、現在Androidで最も多く普及しているバージョンは2.1。依然として4割を超える数字を誇る。具体的には40.8%。先月が40.4%だったのでほぼ同じ。次に続くのが2.2で36.2%。一時期大きく伸びたこともあったが、今では緩やかな増加の流れになってきている。3位は1.6で15%、4位は1.5の7.9%。
なお、1.6は今でも15%残っているが、1.6を搭載していた有力スマートフォンの多くが2.1以上へのアップデートを済ませている状況にあるため、残る大物はソニー・エリクソン製のXperia X10シリーズとなる。Xperia X10シリーズへのアップデートは一部の国と地域では配信開始となっており、来月のバージョン分布データには反映される予定。おそらく1.6の割合が数%程度減ることになるだろう。
下図がデータ。11月1日直近の2週間で集計されたもの。
今後の予測としては来月には2.1がやや増加、もしくは横ばい、2.2も同様にやや増加か横ばい、そして1.6と1.5が若干数字を落とす、ということになりそうだ。AndroidのOSバージョンは、いよいよ2.1以上が市場をほぼ占める状況に入ってきた。アプリの開発者にとっては2.1以上、もしくは2.2以上に対象に絞っても大きな問題が生じにくい時期になりつつある。
とはいえ、今月中には次期バージョンのGingerbreadが発表されるとの噂もあり、数ヵ月後には再びバージョンの乱立状態がシャッフルされるかもしれない。
下はこれまでの遷移グラフ。
【情報元、参考リンク】
Google/Android Platform Versions
Android OSバージョン分布データ(10月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(9月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(8月2日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(7月15日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(7月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(6月16日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(6月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(5月17日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(4月12日付)の記事
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