シャープがソフトバンクモバイル向けに裸眼立体視が可能な3D液晶ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「ガラパゴス 003SH」を発売する予定であることが明らかになっている。朝日新聞が3日に報じた。
最終的な正式名称は不透明なものの、ブランド名はシャープが手掛ける電子書籍端末「ガラパゴス」と同じものになる見通し。また、同社の3DスマートフォンはNTTドコモ向けにもリリース予定とされており、ソフトバンク向けとどのような仕様上の差異があるのかにも注目したい。正式な発表は4日13時より開催されるソフトバンクモバイルの新商品発表会で行われる予定。
003SHは、裸眼立体視に対応するほか、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信といった国内ケータイの定番機能もいくつか導入される見込み。ここ最近の流れを見ても、少なくともこの3機能が搭載されることは確実と見られる。
また、ソフトバンクは今後のスマートフォン・ラインナップの拡大にあわせ、電子書籍サービスを展開する計画だという。参加する出版社には集英社、講談社などの大手が名を連ねており、コミックや小説、写真集など大衆的で広く拡販できる可能性を秘めたコンテンツが豊富に揃えられるかもしれない。
なお、003SHに搭載されるOSはAndroid 2.2と噂されている。発売時期は年内で、年末商戦に間に合うようにリリースされる見込みということだ。ともかく、4日13時以降の発表会に注目したい。
※写真はCEATEC JAPAN 2010におけるシャープのブース
【情報元、参考リンク】
asahi.com/ソフトバンクも3D携帯発売へ 名前は「ガラパゴス」
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