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Adobe、Reader Xをリリース。Android 2.1以降で利用可

米Adobe Systemsは19日、PDFリーダー「Adobe Reader」の最新バージョン「Reader X」をリリースした。Reader XはAndroid版のほかWindows PC向け、Mac OS X向けなどにも提供されており、同社のウェブサイトからダウンロード/インストールできる。

Android版はAndroid Marketで「adobe reader」で検索すればヒットする。「X」は数字の10を表しているもので、登録アプリ名は「Adobe Reader」のまま。表示されているバージョンは「10.0.0」だ。動作要件はAndroid 2.1以上、550MHz以上のプロセッサ、256MB以上のRAM搭載機種。

スマートフォン向けのPDFリーダーはサードパーティ製にも良い物があるので、Adobe純正のReaderを使っているユーザーだけではないと思う。しかし、ReaderはXにアップデートされることで新たな機能がいくつか導入されている。

タブレット端末のサポート、テキスト検索、ビューモードの追加(Fit to Screen、Continuous Scroll)、動作速度改善などだ。

とはいえ、相変わらず正常表示されないファイルもあるなど、日本での利用にはやや難点もある。加えて、PC版のReader Xは注釈やハイライト追加機能、動画を含むPDF表示、サンドボックス化によるセキュリティ向上など、より多くの機能改善が図られているものの、モバイルアプリにはそこまでのアップデートはない。依然としてサードパーティ製アプリをメインに使う方が無難だろう。それでも純正アプリであることにも違いはないので、今後のアップデートにも期待したい。

【情報元、参考リンク】
Adobe Reader X

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