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2010年第3四半期の世界携帯電話端末メーカーシェア。1位Nokia、2位Samsung、3位LG、4位Apple、5位RIM

米調査会社IDCは米国時間28日、世界の携帯電話市場の調査結果を発表した。IDCによれば2010年第3四半期(7月~9月)の携帯電話端末の出荷台数トップはフィンランドのNokiaで1億1,040万台を出荷。シェアは32.4%。2位は韓国サムスン電子で7,140万台。シェアは21.0%。3位は韓国LG電子で2,840万台(8.3%)。そして4位には米Appleが浮上した。Appleは今年発売した新機種「iPhone 4」の好調を受け、旧モデルも含めた今四半期の携帯電話端末出荷台数を1,410万台としている。シェアは4.3%。また、カナダのResearch In Motion(RIM)はシェア自体は3.6%に増えたものの、順位は5位に転落した。出荷台数は1,240万台。

Source: IDC Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker, October 28, 2010

トップ5のメーカーで好調な流れに乗っているのはサムスン電子とApple。両社ともにスマートフォン製品の伸びがよく、出荷台数が増加している。シェアに関しても前年同期に比べて増えている。特にAppleは前年同期と比較すると約2倍の出荷台数になり、シェアも2.5%から4.1%と大きく伸びた。

逆にNokiaは36.5%から32.4%へ、LG電子は10.6%から8.3%へと落ちている。

RIMに関しては実は5位に転落したものの、数字は増えている。出荷台数は前年同期が850万台に対して今四半期は1,240万台だからだ。シェアも2.9%から3.6%へ増えた。結局のところ4位から5位に落ちた主な理由はAppleの伸びにある。

また、6位以下に関してはソニー・エリクソンやMotorola、ZTEなどのライバルが僅差でひしめいており、いつ順位が変わっても不思議ではない。

なお、今四半期の総出荷台数は3億4,050万台。前年同期比で14.6%増となった。

【情報元、参考リンク】
IDC/プレスリリース

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